EC-CUBEコラム

主要5サービスと徹底比較!EC-CUBEが選ばれる理由【前編】

国産のECプラットフォームは公式情報やサポートがすべて日本語のため、安心して利用しやすいと人気があります。しかし、サービス形態やカスタマイズの自由度、セキュリティ対策できる範囲はサービスによって大きく異なるため、丁寧に比較を行い、自社のニーズや体制にあったサービスを選ぶことが大切です。この記事では、EC-CUBEを国産の主要5サービスと徹底比較したうえで、なぜ選ばれるのかをご紹介します。

 

なお、前編は以下の記事をご覧ください。
主要5サービスと徹底比較!EC-CUBEが選ばれる理由【前編】
 

◎EC-CUBEと主要5サービスの比較

EC-CUBEと国産の主要5サービスには、さまざまな違いがあります。ECサイト制作前に各ECプラットフォームの機能やサポート、カスタマイズ性などを比較し、自社にあったサービスを選びましょう。

〇W2 RepeatとEC-CUBEを比較

W2 Repeatは、国産のSaaS型のECプラットフォームです。定期通販やD2C、サブスクリプションコマースに特化した標準機能が搭載され、社員の70%がエンジニアであるW2株式会社が100%自社開発しているサービスです。W2 RepeatとEC-CUBEを比較すると、導入のしやすさに違いがあります。W2 Repeatを導入する際は、まず公式サイトから問い合わせを行い、ビジネス状況を踏まえたうえでプランを決定、その後システム構築が開始されます。さらにECサイトの構築後、運用を開始する前には機能の細かな設定が必要です。また、W2 RepeatはSaaS型のため、初期費用と運用費用が必要となります。料金形態は月商1,000万円から月商10憶規模の事業者向けのプランまであり、プランごとに利用できる機能が異なります。

一方、オープンソース型のEC-CUBEは独自サーバーを用意し、無料で公開されているプログラムをインストールするだけで、簡単にサイト構築をスタートできるのが特徴です。サーバーの選択やプログラムのインストール方法は、すべて公式サイトで公開されており、気軽に導入できるのがEC-CUBEの大きなメリットです。はじめにサーバーを用意する必要はありますが、長期的に見て運用コストをおさえてサイト構築ができるため、大規模事業者に限らず、小規模事業者でもはじめやすいのが魅力といえます。W2 RepeatとEC-CUBEの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

〇BASEとEC-CUBEを比較

BASEは、国産のSaaS型ECプラットフォームです。ECサイト開設までが最短30分で、手軽にサイト構築ができるのがBASEの特徴です。BASEもEC-CUBEも初期費用と月額費用が無料のプランがありますが、比較するとカスタマイズ性に大きな違いがあります。BASEは、無料と有料のテンプレートが合わせて100種類ほど用意されています。直感的な操作で簡単にECサイト制作をはじめられるため、一からデザインしたくない、時間をかけずにECサイトを構築したいという個人事業主やスタートアップ企業向けです。モノを作って販売するという業態には向いている一方で、多様な販売スタイルへの対応や、ゼロからの完全オリジナルデザインは標準機能では制約があり、一定の専門知識やHTML編集Appの導入が必要になります。

EC-CUBEは、オープンソース型のサービスのため、カスタマイズの自由度が高いことが特徴です。まずは、無料のデザインテンプレートや基本機能だけでスモールスタートし、事業の拡大に伴って他社との差別化を図るためのオリジナルデザインを制作することも可能です。EC-CUBEを利用すれば、個人事業主から大規模なECサイト運用、BtoB、D2C、モール・マーケットプレイスなど幅広い業態に対応できます。モノを販売するだけでなく、ダウンロード販売や買取・中古販売などにも対応可能です。BASEとEC-CUBEの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

〇MakeShopとEC-CUBEの比較

MakeShopは、GMOインターネットグループの運営するSaaS型ECプラットフォームです。1分でお試し無料体験ができるほか、初期費用・月額費用が低コストなことから、個人事業やスタートアップ企業に多く利用されているサービスです。MakeShopとEC-CUBEを比較すると、主にセキュリティや資産価値に違いがあります。SaaS型のMakeShopでは、クラウド上にユーザーのデータが保存されるため、EC-CUBEと比較してデータ漏洩や不正アクセスのリスクが高まります。セキュリティ対策の内容もMakeShopに依存するため、業態によっては対策が不十分となる可能性もあるでしょう。比較してEC-CUBEは、オープンソース型のため、自社に必要なセキュリティ対策を行えます。セキュリティ診断ができる無償ツールの提供や、定期的に脆弱性チェックを行うなど、対策が整っているため安心して運用できます。

MakeShopは、EC-CUBEと比較して資産価値に制限があるのも特徴です。クラウド上にすべてのサービスが保存されるMakeShopでは、自社運営のECサイトであっても、資産価値に一定の制限があります。そのため、事業規模の拡大により大規模向けのECプラットフォームへの移行を行いたい場合に、作業がスムーズに進まない可能性があるでしょう。一方EC-CUBEは、外部環境に依存せず、構築したECサイトはすべて自社の資産です。カスタマイズの自由度も高いため、事業規模に合わせてECプラットフォームを移行する必要もなく、運用コストをおさえられます。ECサイト構築が外部環境に頼っていないため、メンテナンスや改修時に、特定のベンダーに依存して問題が生じるベンダーロックインが起こる心配もありません。適材適所で複数のベンダーにサポートを依頼することも可能です。MakeShopとEC-CUBEの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

〇リピストとEC-CUBEの比

リピストは、株式会社リピストが提供する定期購入に特化したECプラットフォームです。訪問者が最初にアクセスする検索やSNSのページと、購入のための入力フォームがひとつのページに含まれたフォーム一体型LPの機能を搭載しているのが、リピストの特徴です。リピストとEC-CUBEを比較すると、柔軟性やサポート体制に違いがあります。リピストは、ECサイトの規模に合わせた月額プランが用意されており、導入時点で取り入れる機能をある程度決めておく必要があります。一方、EC-CUBEは事業の成長に合わせて必要な機能を追加できるため、リピストと比較してコストパフォーマンスが高く、無駄のない運用が可能です。また、リピストで行えるカスタマイズは、サイトデザインと購入フローに特化しており、コーディングによる開発や編集が必要です。比較してEC-CUBEでは、管理画面を含むあらゆる機能をカスタマイズでき、コーディング経験も必要ありません。

サポート体制を比較すると、リピストではサイト構築における初期設定やサイトの運営アドバイスが受けられます。対してEC-CUBEでは、ECサイトの構築からサーバー管理、セキュリティ対策といった運用保守まで一貫したサポートを行っています。ECサイトのアクセス解析や売上アップのための機能追加、営業戦略の相談も行えるため、リピストと比較して幅広いサポートが受けられるのが特徴です。リピストとEC-CUBEの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

〇ショップサーブとEC-CUBEの比較

ショップサーブは、国産のクラウド型ASPサービスです。リピートや定期購入に特化した機能が充実しているのが特徴です。ショップサーブはEC-CUBEと比較して、サービスの提供形態やセキュリティに違いがあります。ASP型のショップサーブはサーバーの構築や管理が不要で、サービスにインターネット経由でアクセスすれば、ECサイト運用が開始できます。初期費用や月額費用は発生しますが、機能追加が自動で行われるほか、サーバーのメンテナンスは不要です。比較してEC-CUBEはサーバー運用は必要ですが、基本機能だけでなく都度必要な機能を追加しながら、自社のニーズにあったオリジナルのECサイトを構築できるサービスです。

ショップサーブとEC-CUBEを比較するとセキュリティ面でも違いがあります。クラウド型であるショップサーブは、セキュリティアップデートが自動で行われるため、運用者は自社で対応を行わなくても高度なセキュリティ対策を受けられます。しかし、手間がかからない分、自社で独自のセキュリティ対策を行うことが難しいのがデメリットです。EC-CUBEは、自社でセキュリティ管理を行うため、運営方針やサービス形態に合わせて自由にセキュリティを強化できます。自社のリソース的に継続的なメンテナンスを行うのが難しい場合は、EC-CUBEからセキュリティに関する最新情報を受け取っている認定パートナーに依頼することで安心してサイト運営を行えます。ショップサーブとEC-CUBEの違いについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。

EC-CUBEと主要5サービスの比較

◎業態や事業者規模に関わらずEC-CUBEが選ばれる理由

EC-CUBEは、カスタマイズ性に優れた国産のオープンソース型プラットフォームです。自由度が高いため、小規模なECサイトから大規模なサイト運営まで、ビジネス要件や事業の成長に合わせたECサイトを構築できます。EC-CUBEは、構築したECサイトが自社の資産になることも大きな特徴のひとつです。プラットフォームの急なサービス停止によってECサイトが急な閉鎖を余儀なくされたり、規約により資産価値に一定の制限がかかる心配もありません。サーバーを自社で用意する必要はありますが、初期費用・月額費用が無料で、スモールスタートできます。

運用コストをおさえながらECサイトの成長に合わせて、段階的に必要な機能を追加できるのもEC-CUBEの大きな特長です。また、EC-CUBEでは商品管理やカート機能だけでなく、管理画面などECサイトにおけるあらゆる機能をカスタマイズできます。デザイン面でも自由度が高く、オリジナルデザインを制作し他社との差別化を図ることが可能です。さらに、自社でセキュリティ管理を行うため、運営方針や業態に合わせたセキュリティ対策が行えます。

サポート面が充実しているのもEC-CUBEの魅力です。EC-CUBE公式の認定パートナーは全国に多数存在しており、サイト構築から運営開始後の運用保守まで一貫したサポートが受けられます。EC-CUBE認定パートナーにおけるサポートは技術的な面に限らず、売上アップのための機能追加やWeb戦略、日々EC-CUBEを利用するうえでの困りごとなど、幅広い相談が可能です。

業態や事業者規模に関わらずEC-CUBEが選ばれる理由

◎まとめ

国産の主要5サービスと比較しても、EC-CUBEはつかいやすくオリジナリティにあふれたECサイトを構築できるサービスといえます。EC-CUBEはカスタマイズ性が高いため、他社との差別化を意識した独自のECサイトを作れるのが魅力です。サポート体制も充実しており、EC-CUBE認定の公式パートナーに構築から運用保守まで一貫したご依頼が可能です。EC-CUBEを用いたサイト構築のご相談は、当社までお気軽にお問い合わせください。
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