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ITコラム

IT導入補助金を活用したECサイト構築はワンストップで!

企業の売り上げを大きく左右するECサイトですが、ECサイト構築にはシステム選定から実際の構築まで技術や時間を必要とし、自由度の高いものを構築しようとすると費用面が課題となります。もし新規でECサイト構築を考えているなら、IT導入補助金とEC-CUBEを活用したECサイト構築を検討しましょう。この記事では、ECサイト構築のコストを抑えられるIT導入補助金の申請や流れ、EC-CUBEの特徴などをご紹介します。

IT導入補助金を活用したECサイト構築
◎IT導入補助金を活用したECサイト構築
IT導入補助金とは、経済産業省による「サービス等生産性向上IT導入支援事業」のことを指します。「通常枠(A・B類型)」「セキュリティ対策推進枠」「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の3つにわかれており、ECサイト構築はIT導入補助金のなかでも「デジタル化基盤導入枠」に該当します。
 
デジタル化基盤導入枠は、中小企業や小規模事業者等を対象に会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトを導入する際の経費の一部を補助し、企業間取引のデジタル化を推進する目的で実施されているIT導入補助金です。IT導入補助金の補助対象となる中小企業は、飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業、製造業や建設業などであり、ソフトウェア購入費や最大2年分のクラウド利用料、導入関連費が経費として認められます。「IT導入補助金を申請したい」と考えるなら、まずは準備として、IT導入支援事業者とITツールを選定します。
 
IT導入支援事業者とは、企業とともにECサイト構築を実現するパートナーとして、ITツールの説明や導入、運用方法の相談を受けるほか、実際のIT導入補助金の交付申請や実績報告等、事務局に提出する各種申請や手続きのサポートを行う事業者を指します。IT導入補助金に関する不正行為を防止し、管理、監督する責任も負っています。IT導入支援事業者は、IT導入補助金の事務局及び外部審査委員会による審査を経て採択される仕組みです。
 
ITツールとは、IT導入補助金においてIT導入支援事業者が提供するソフトウェアなどの総称を言います。事務局に事前登録され、企業の労働生産性向上に資すると認定されたものが、IT導入補助金の対象となります。なおEC-CUBEは、2020年度よりIT導入補助金の対象ITツールに認定されている信頼性の高いITツールです。
 
IT導入補助金の注意点は、いくつかあげられます。IT導入補助金の交付申請ができるのは、新規でECサイトを立ち上げる場合に限られます。サイトのリニューアルはIT導入補助金の対象外となり、すでにECサイトを持っているという人は補助を受けられないため注意が必要です。また、スクラッチ開発のようにECサイトを独自で立ち上げるケースも、IT導入補助金の対象外となります。IT導入補助金を利用するのであれば、EC-CUBEのように事務局に認定されたITツールを選択する必要があります。

IT導入補助金を活用したECサイト構築
 
◎IT導入補助金のITツールはカスタマイズ性の高いEC-CUBEを
EC-CUBEは、2020年と2021年に引き続き、2022年度もIT導入補助金の対象ITツールに認定されています。そのため、EC-CUBEを利用して新規ECサイト構築を行う場合には、IT導入補助金を受けることができます。
 
IT導入補助金の対象であるEC-CUBEは、2006年にリリースされたオープンソースのECサイト向けの国産コンテンツ管理システム(CMS)です。ECサイト構築オープンソースとして国内シェアNo.1の実績を誇り、導入事例は食品・アパレル・化粧品からスポーツ用品まで、全国のECサイトで35,000店舗以上にものぼります。
 
オープンソースなので利用は基本的に無料、ショッピングカート機能や配送設定、会員ページやお問い合わせフォームなど、ECサイト構築に必要な機能が標準装備されているのが特徴です。また商品管理やカテゴリ管理、画像登録や受注管理など、煩雑になりがちな管理業務もEC-CUBEなら一元管理できます。さらにデザイン性に優れ、オリジナルのデザインテンプレートを作成できたり、レイアウトの管理、フリーページ作成、SEO管理まで詳細の設定・管理が可能です。
 
ECサイト構築にEC-CUBEを利用する場合、クラウド版とダウンロード版のどちらかを選択します。クラウド版EC-CUBE「ec-cube.co」は、メンテナンスフリーでカスタマイズが可能なクラウドECプラットフォームです。通常は、つまずきやすいメンテナンスなどにかかるリソースとコストを抑え、ECサイト構築をセミオーダーのような形で簡単に実現します。ECサイト構築をフルカスタマイズしたいのであれば、EC-CUBEのダウンロード版を推奨します。物流・決済・広告だけでなくリアル領域のECサービスとEC-CUBEを組み合わせることで、オリジナルのECサイト構築が可能になります。
 
EC-CUBEによるECサイト構築で機能を追加したい場合は、追加モジュールを導入します。追加モジュールには決済モジュールやデザインテンプレート、プラグインなどがあり、用途に応じたものを選ぶことができます。
 
決済モジュールは、ECサイト構築に必要な決済サービスを簡単に導入できるようになっています。各種クレジットカードやコンビニ払いのほか、Yahooウォレットやキャリア決済、定期購入や自動継続課金などに対応しており、さらにデジタルコンテンツをダウンロード販売したり、セミナー受講やカウンセリングといったサービス販売にも対応しています。EC-CUBEのデザインテンプレートは、アパレル、食品、インテリア・家具・雑貨などさまざまなタイプが揃っており、企業のコンセプトやブランドイメージにマッチしたデザインを5分程度で適用することができます。
 
ECサイト構築で、ほかよりオリジナリティを出したいと考えるなら、800種類以上あるEC-CUBEプラグインから自由に組み合わせてカスタマイズすることが可能です。プラグインは、期間限定商品やランキング、ポイント機能、年齢確認やお気に入り商品などをEC-CUBEに追加し、ECサイト構築にかかわる幅広い機能をカバーします。また集客や顧客管理、販促、物流、在庫管理など、EC-CUBEの機能を強化するためのプラグインや、TwitterやFacebook、Instagramといったソーシャルメディアに連携できるプラグインもあります。有料無料問わずさまざまな種類があるEC-CUBEのプラグインのなかから、自社の形態やニーズに合った追加モジュールを見つけましょう。
 
なお、EC-CUBEのカスタマイズには専門的な知識が必要となるため、オープンソースだからと安易に手を加えることは控えましょう。カスタマイズを実施する際には、EC-CUBEのパートナー事業者に依頼するのが一般的です。

IT導入補助金のITツールはカスタマイズ性の高いEC-CUBEを
◎IT導入補助金×EC-CUBEで集客できるECサイト構築を!
YTC・PLUSは、IT導入補助金のITツールであるEC-CUBEの認定パートナーとして神奈川県で最上位ランクを取得し、EC-CUBEを活用した数多くの制作実績があります。
 
ECサイト構築の工程では、はじめに担当プロデューサーが伺って直接コミュニケーションを取り、お客さまが納得いくまでご説明を行います。物流や決済に強いヤマトグループと提携しているので、決済や物流を含めたトータルな視点からECサイト構築のご提案が可能です。さらに850社のホームページで培ったSEOや広告などの集客ノウハウがあり、ECサイト構築後の解析やアクセス数アップの支援も実施しています。
 
「ECサイト構築やEC-CUBEに興味はあるものの、費用面が不安」というお客さまのために、IT導入補助金×EC-CUBEによるECサイト構築をご提案しております。当社は、2020年からIT導入補助金におけるIT導入支援事業者に認定されており、EC-CUBEを利用したECサイト構築によって、IT導入補助金を受け取ることができます。
 
IT導入補助金の申請のためには、あらかじめIT導入補助金の公式サイトから「gBizIDプライムアカウント」(ID・パスワード等)と「SECURITY ACTION」の登録が必要になります。gBizIDプライムアカウントIDは、発行までおおむね2週間程度要するため、IT導入補助金の申請前に余裕をもって登録を行うようにしましょう。
 
IT導入補助金の書類申請などの手続きは、当社専門家パートナーが担当します。ご要望に応じたECサイト構築の事業計画策定、IT導入補助金の交付申請、採択後のECサイト構築まで、すべてワンストップで承ります。IT導入補助金について、ECサイト構築やEC-CUBEについて、不安なことがあればいつでもご相談ください。なお、当社で2022年度に対応しているIT導入補助金の補助額は、50万円超〜350万円部分、補助率は2/3以内となっています。
 
ECサイト構築にはぜひ、当社でIT導入補助金対象のEC-CUBEの導入をご検討ください。

IT導入補助金×EC-CUBEで集客できるECサイト構築を!
◎IT導入補助金の申請からECサイト構築までの流れ
YTC・PLUSにおけるIT導入補助金の申請から、EC-CUBEによるECサイト構築までの流れをご紹介します。
 
〇IT導入補助金の交付申請
まずIT導入補助金の交付申請を行います。EC-CUBEを利用したECサイト構築に関して商談を進め、IT導入補助金交付申請の事業計画を策定します。その後、IT導入補助金の申請書類をともに作成し、IT導入補助金の公式サイトから提出する流れです。申請には、当社からIT導入補助金のための「申請マイページ」の招待を受ける必要があります。
 
「申請マイページ」の招待を受けたら、まずお客さま自身でIT導入補助金の交付申請に必要となる情報入力・書類添付を行います。その後、当社担当者がEC-CUBEの情報やECサイト構築の事業計画を入力します。最後に、『申請マイページ』上で入力内容の最終確認後、IT導入補助金の申請に対する宣誓を行った上で事務局へ提出します。
 
〇IT導入補助金の申請が採択されればEC-CUBE導入へ
IT導入補助金の交付申請を完了した後、事務局から「交付決定」の通知が来たタイミングで、EC-CUBEによるECサイト構築の発注・契約・支払い等を行うことができます。事務局からの交付決定より前に発注・契約・支払い等を行ってしまうと、IT導入補助金の交付を受けることができなくなってしまうため、注意が必要です。契約や支払いが完了したら、実際にEC-CUBEによるECサイト構築の工程に入ります。
 
当社では、予算や用途に応じて3つのプランをご用意しています。1つ目はコストを抑えた「スタートプラン」、納期はおおむね3ヶ月程度です。次に、サイトの独自性を追求したいというご要望に対応した「オリジナルプラン」、納期は6ヶ月程度となっています。最後は、大規模自社ECサイト構築のための「ECコーリツプラン」、納期は1年以上いただいております。
 
〇EC-CUBE導入後はアフターサポートで対応
IT導入補助金とEC-CUBEを利用したECサイト構築が完了した後も、メールや電話を通じてアフターサポートという形でご相談いただけます。システムの相談方法やIT導入補助金に関する内容、イレギュラーな運用のご相談などにも丁寧にご回答いたしますので、安心してご相談ください。
 
Zoom等によるビデオチャットでのやり取りや、対面でのご相談をご希望であれば訪問コンサルティングにも対応しています。また、システムの脆弱性や誤操作、高負荷、障害の対応は、当社エンジニアが責任を持って対応します。IT導入補助金の申請やEC-CUBE導入が終了してからも、安心して当社にお任せください。
◎まとめ
IT導入補助金は、IT導入支援事業者とITツールを選定して申請することで経費の補助を受けることができる仕組みです。新規のECサイト構築には、IT導入補助金の活用をご検討ください。YTC・PLUSでは、IT導入補助金×EC-CUBEによるECサイト構築をご提案しております。IT導入補助金の申請からすべてワンストップで完結させることができるため、お気軽にご相談ください。
 
IT導入補助金を活用したECサイト構築はワンストップで!