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ITコラム

Youtubeの動画広告でマーティング戦略!横浜のYTC・PLUSへ

近年、注目を集めている動画広告に興味はあるけれど、どのようにはじめたらよいのか、皆目見当がつかない…とお悩みを抱えている中小企業の担当者も多いと思います。人気の高いYouTubeチャンネルを見ていると、大企業のテレビCMかと見まがうような大掛かりな動画広告に目を奪われることもあり、こんな動画広告を作れるのだろうか…と二の足を踏んでしまう気持ちになってしまうこともあるのではないでしょうか。
ですが、動画広告はスモールビジネスにおいても効果の見込める有益なマーケティング方法のひとつなのです。動画広告をビジネスの味方につけ宣伝効果を高めてCVにつなげていくためには、魅力的なYouTube広告を作らなくてはいけない、と考えてしまいがちですが、動画広告の成功のポイントはムービーのクオリティだけではありません。刺激的な文言や音声、そしてヴィジュアル映像を駆使して、動画広告を視聴しているユーザーの注目を集める動画広告コンテンツを作成することはもちろん大切なことですが、動画広告の効果を発揮させるためには、重要なポイントがいくつもあります。
CVにつながるような動画広告を行っていくためには、良い動画広告を作成することと、動画広告のYouTubeへの掲載方法、そしてYouTubeだけでなく他のコンテンツと連携できるかどうかなど、包括的な取り組みが重要になります。

それでは、動画広告とは何か、効果的にYouTube動画広告を行うポイントについて見ていきましょう

Youtubeの動画広告でマーティング戦略!


◎動画広告とは

動画広告とは、従来のチラシ広告などに見られるような文章や写真といった静的な広告とは異なり、映像・音・モーションといった要素で制作したムービーをYouTubeなどの媒体へ掲載する広告のことを指します。

実際に手にとって見る新聞や雑誌などの広告や折り込みチラシとは異なり、YouTube動画広告はスマートフォンなどのモバイル機器やパソコンを所有しているユーザーをターゲットにしています。総務省情報通信政策研究所の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の令和元年度のデータによると、モバイル機器所有者のうちスマートフォンの利用率は91.1%に増加しているという発表があり、フィーチャーフォンの利用率は18.3%に減少しました。
調査結果からは、スマートフォンなどのモバイル機器を所有している人の多くは、YouTubeやSNSを利用して情報収集を行っていることも明らかにされています。多くのターゲットユーザーがデジタルデバイスを頼りにYouTubeなどから情報収集している現状を鑑みても、広告宣伝の分野において、企業や個人における商品やサービスの動画広告掲載への参入は年々増え続けていくことは間違いないでしょう。



◎動画広告の種類

ひとくちに動画広告といっても、動画広告にはさまざまなタイプあり、大きく3つの種類にわけることができます。
 
インストリーム動画広告
まず、YouTubeなどで1番よく目にする「インストリーム動画広告」と呼ばれる動画広告で、現在のYouTubeなどのコンテンツ配信サービスでは主流となっている動画広告です。
インストリーム動画広告は、Webサイトやムービーの一部に現れるような一般的なバナー広告よりも大きな画面で表示され、音声を届けることのできる動画広告で、YouTubeなどを視聴しているユーザーが目的としているムービーの開始前に流れる動画広告も含まれます。ユーザーが目的としているYouTubeムービーの直前に配信される動画広告はプリロール広告と呼ばれており、課金方法としてCPV課金制(Cost Per View:動画広告が一定時間以上再生された場合に課金される課金体制のこと)を採用しているケースが多いです。

インストリーム動画広告
 
インディスプレイ動画広告
次に「インバナー動画広告」は「インディスプレイ動画広告」と呼ばれることもあり、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツを視聴する機会の少ないユーザー層に対しても積極的にアプローチすることのできる動画広告です。
具体的にはインバナー動画広告という名前のとおり、従来のホームページやコンテンツ上のバナー枠に配置されることのできる動画広告で、Yahoo JapanなどYouTube以外のポータルサイトのなかにも配置できることが大きな強みといえるでしょう。
YouTubeやTikTokといった動画配信サービスの利用頻度が少なく、普段はYahooなどのポータルサイトで情報収集を行いっているようなユーザー層に対して仕掛けることのできる動画広告がインバナー動画広告です。

インバナー動画広告は、インストリーム動画広告とは異なり、音声や効果音は初期設定で無効となっており、ユーザー側には動いている映像だけが見えているような形になります。ユーザーはインバナー動画広告に興味を持った場合には、各自インストリーム動画広告のコントローラーなどを操作して、音楽や効果音の再生を有効にしたり動画広告の続きを視聴するなどといったアクションを起こすことが可能となります。

インディスプレイ動画広告

インリード動画広告
最後は「インリード動画広告」と呼ばれているもので、今回ご紹介する3つの動画広告の種類のうちでは最も新しいタイプのYouTube動画広告です。
インバナー動画広告と同様に、Webページのなかやバナーなどに配置をすることができるので、YouTubeの閲覧を積極的に行わないユーザー層にアプローチできます。インバナー動画広告とインリード動画広告の大きな違いとして、動画広告の再生のタイミングが挙げられます。インバナー動画広告はWebページが読み込まれると同時に動画広告の再生が開始するのに対して、インリード動画広告はユーザーのモバイル機器に動画広告のコンテンツ枠が表示されたタイミングでインリード動画広告の再生が始まるという特徴があります。

インリード動画広告

このように動画広告には種類があり、それぞれ特徴の異なる動きがあるため、YouTube動画広告によりマーケティング効果を高めるためには、適切な動画広告の種類を選ぶことが大切なポイントとなります。



◎動画広告のメリット

YouTube動画広告は映像の動きや音、効果音といった、視聴しているユーザーの興味を引く要素を多く持っています。文章と写真やイラストはもちろんのこと、動きや音、光といった人の認知に貢献しやすい要素を多用した動画広告を制作できるのがメリットと言えます。
一般的な学習モデルとして引用されることの多い「ラーニングピラミッド」によると、人間は授業の講義などの一方的に伝えられる情報の場合には5%しか記憶に残らないと言われています。たとえばセミナーの講義などを座席に着席して一方的に聞かされるだけでは、内容の95%を忘れてしまうという計算になるのです。読書においては少し記憶の定着率が高くなり10%となります。積極的に知識を得るために一生懸命本を読んだとしても、視角野のみで積極的に得た情報の90%は忘れてしまうのです。しかし、視覚野に「聴覚」という要素をプラスすることで、学習定着率を20%までアップできる可能性があるそうです。
自主的にデジタル機器を操作しているYouTubeユーザーに対して、視覚的な映像と聴覚的な音声をエモーショナルに届けることのできる動画広告は、紙媒体の広告に比べると格段に記憶に定着させやすいというメリットを備えています。
YouTube動画広告は人間の記憶特性の観点からも、会社名や商品を覚えてもらいやすい媒体であることがわかります。

動画広告の種類を目的に合わせて広告主側が自由に選択することができるのもYouTube動画広告のメリットです。
インバナー動画広告やインリード動画広告といった種類のYouTube動画広告を選択することで、YouTubeやTikTokといった動画配信サービスを日常的に見ていないユーザー層に対してもアピールできます。動画配信サービスを活用しているユーザー層に対して有効な動画広告があるのはもちろんのこと、YouTubeを利用しないでWebページのテキストやイラストで情報収集を行っているユーザー層に対してもリーチできる動画広告の種類を選ぶことができます。
つまり、YouTubeなど動画コンテンツを利用するユーザー層も、YouTubeを利用しないユーザー層に対しても、インターネットを利用しているほぼすべてのユーザーに対してアプローチ可能なことも動画広告のメリットと言えるでしょう。

また、CPV課金制を採用しているYouTube動画広告の場合には、ユーザーが動画広告を最後まで視聴するか、または一定時間以上視聴された場合にのみ課金される体制となっているため、動画広告のための費用を適切に配分することができるというのも大きなメリットです。

◎動画広告のメリット


◎動画広告のデメリット

良いこと尽くしのYouTube動画広告に思えますが、一方でデメリットもあります。動画広告の構成をはっきりとさせず、動画広告をつくる目的が明確にならないままYouTube動画広告を制作してしまうと、ぼんやりと訴求力の無い動画広告となってしまい、YouTubeユーザーの印象に残らない動画広告となってしまいます。
また、YouTubeの動画広告の制作にだけ注力してしまい、商品やサービスのWebサイトやLP、SNSにまで手が回らないと、YouTube動画広告の効果が薄れてしまうので、しっかり計画を立てて行う必要があります。

包括的なマーケティングがでていない状態で動画広告を行うことはメリットよりもデメリットの方が多くなるケースがあります。
たとえば、フレンドリーで明るく軽やかなイメージの動画広告を制作していたとしても、動画広告からの流入先のホームページやLPが硬い印象のサイトだと、動画広告のテンションで訪問したユーザーは、動画広告と企業サイトのイメージのギャップに違和感を感じて簡単に離脱してしまうことが考えられます。
企業や商品のイメージそのものが凋落してしまうというリスクを抱えることになるため、動画配信サービス以外のSNSやWebサイトといった媒体との連携ができない場合の動画広告は逆にデメリットになってしまうことがあります。

ほかにも、インパクトのある魅力的な動画広告を制作したとしても、掲載方法やYouTubeへの公開方法が不適切だと目的となるCVにつながらないため、動画広告を費用をかけて配信し続けることになってしまいます。
例えばYouTubeの閲覧ユーザーに対して有効な動画広告は短時間で起承転結の完了している動画広告と言われています。そのため、YouTubeの動画広告に30秒以上の長い動画広告を掲載しても、YouTubeを閲覧しているユーザー層には響かず、商品やサービスの正確な情報を伝える前にスキップされてしまい、結果的に何も得られない可能性があります。



◎まとめ

動画広告はスマートフォンの普及により、効果的な広告媒体として成長し続けています。効果的な動画広告を実行するには、良いYouTube動画広告を制作することはもちろんのこと、WebサイトやSNSといった媒体と連携をし、ブランディング力を高めていくことが大切です。

効果的な動画広告の制作方法にはいくつかポイントがありますが、1番大切なことは、動画広告を制作する目的を定めることです。まず、動画広告のターゲット層の絞り込みを行い、動画広告を掲載する媒体を選別し、そしてようやく動画広告の動画制作に取り掛かることができます。
そして、動画広告から流入してくるWebサイトやLP、SNSなどをあらかじめ用意しておく必要もあります。動画広告は、YouTube広告を制作して終わりではなく、マーケティングとして連携した媒体を活用し包括的に取り組むことで最大限の効果を発揮します。

YTC・PLUSでは、ユーザーを惹きつける動画広告を作成するだけではなく、ポータルサイトやSNSなどといった各種媒体と連携させるYouTube動画広告を提案しています。動画広告を連携させて運用していくにあたり、CV率を高めたり、WebサイトやLP、SNSなどの見直しを行いながら、継続的な収益化を見込めるようにするために、YTC・PLUSの経験豊富なスタッフが適切なアドバイスを行います。
効果的な動画広告はYTC・PLUSにおまかせください!
 
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