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ITコラム

Facebook広告の種類と活用方法については横浜のYTC・PLUSへ

SNSの普及に伴い、消費者はトレンドや新商品などの情報をSNSで収集し、ECサイトへアクセスする導線が主流になってきました。
そのため、多くの企業がSNSによる情報発信に力を入れており、今やSNSはビジネスツールとしての側面を持っています。EC市場やSNSは拡大傾向にあることから、SNS広告の活用も非常に重要なポイントになってきます。

今回は、SNS広告の牽引的な存在を担ってきた、Facebook広告についてご紹介します。Facebook広告


◎Facebook広告とは

Facebook広告とは、Facebook社が提供するアプリやオーディエンスネットワークへ掲載されている広告です。
オーディエンスネットワークとは、メディアや教育、ゲーム、エンタメ、ライフスタイルなどのサードパーティーモバイルアプリへ広告を配信できるアドネットワークです。配信先の数は1,000を超えており、毎月の広告閲覧数は10億を超えます。
また、Facebook社が提供しているアプリケーションには、世界最大規模のSNSであるFacebookや、若年層に人気のInstagram、メッセージングアプリとしてシェア率世界2位のMessengerなどがあり、いずれも月間アクティブユーザー数は10億人を超えています。




◎Facebook広告の種類

Facebook広告はさまざまな種類がありますが、今回はECサイト向けの広告を4つ紹介します。

まず1つ目は、画像広告です。
画像広告とは、広告枠に対して単一の画像と任意のテキストを入れた広告です。他の広告と比較して突出した特徴がないため、認知度アップやコンバージョン率アップなど、Webマーケティングにおけるほぼ全ての段階で効果を発揮します。
また、画像1枚だけで構成されているため、低コストで制作可能ですが、その反面、伝えられる情報量に限りがあります。
ECサイトの商品やサービスを訴求する際、画像広告を利用するならば、情報を厳選してシンプルな構成にしましょう。
Facebook 画像広告

続いて2つ目は、動画広告です。
動画広告とは、広告枠に対して単一の動画と任意のテキストを入れた広告です。
画像と比較した場合、動画はより多くの情報を伝えられるため、商品やサービスの魅力を存分にアピールでき、使用感をユーザーに伝えられます。また、動画コンテンツの場合は、ユーザーの注意を引くことで、コンテンツに焦点を当てるきっかけになるため、広告効果を発揮できる可能性が高くなります。
動画広告はブランド認知度や売上アップが期待できますが、制作にはコストを要します。
Facebook 動画広告

3つ目は、カルーセル広告です。
カルーセル広告とは、画像や動画を複数入れ、それぞれにタイトルやECサイトへのリンク、CTAボタンを設けられる広告です。
複数のコンテンツによる構成は、商品の外観や活用シーンを詳細に伝えることや、連続的な内容によってストーリー性をうむことができます。さらに、コンテンツ別にクリエイティブを設置することができるため、ユーザーに対して選択肢を与えられます。
そのため、ユーザーはECサイトへ訪問せずに使用感や商品の詳細情報を得られます。それらの多角的な商品アピールはECサイトに向いており、クリック率アップや売上アップが期待できます。
Facebook カルーセル広告

最後は、コレクション広告です。
コレクション広告とは、1つのメインビジュアルと複数の商品画像によって構成される、モバイル専用の広告です。
ユーザーがメインビジュアルをタップすることにより、複数の商品画像がグリッドレイアウトでフルスクリーン表示されます。さらに、各商品画像をタップすることで、商品の詳細ページまたは選択した商品のWebページが表示され、そこからの商品購入が可能です。
ユーザーに対して、ECサイトへ訪問しているかのような没入感を与えられ、認知から購買に至るまでをシームレスに提供できるため、ユーザーの購買行動を補助します。
Facebook コレクション広告

ほかにもさまざまな広告あり、それぞれにメリットやデメリットが存在します。
ECサイト運営者は、認知度のアップや売上アップなどの目的と広告の特徴、アピールする商品やサービスなど、各要素を考慮したうえで、適切な広告を選択しましょう。



◎Facebook広告のメリット

ユーザーの氏名や生年月日などの基本的なパーソナルデータに加え、InstagramやFacebookでの検索やクリックなどの行動、興味関心のある分野、特定ユーザーとの関連性、Facebook IDを利用してアクセスした、ECサイトやアプリでの行動やEC利用時のデバイスなどの詳細データを蓄積しております。
これらの情報をFacebookでは、コアオーディエンスと呼び、他にもカスタムオーディエンスと類似オーディエンスの2種類が存在します。

カスタムオーディエンスとは、ECサイトへの訪問履歴や商品の購入履歴など自社で所有している顧客データを基に、再度リーチするターゲティングです。リターゲティング広告のように、ECサイトの見込み客へアプローチができます。

類似オーディエンスとは、カスタムオーディエンスのデータに類似や、Facebookページへの「いいね!」しているユーザーに類似しているユーザーへリーチするターゲティングです。見込み客に類似するユーザーへのアプローチは、潜在顧客の掘り出しや売上アップ、ECのチャンスロス低減を期待することができます。

このように、Facebook広告は膨大なデータを基にしたターゲティングをすることができ、その精度は他の広告媒体の1.5倍といわれ、購買意欲の高いユーザー、見込み客へとなり得る潜在顧客など、ECの目的に合ったリーチを行うことができます。
ECサイトの商品やプロモーション、目的などに応じて適切にターゲティングしていけば、Facebook広告からの多くの恩恵を受けることができ、売上アップへとつながるでしょう。
Facebook広告のメリット


◎まとめ

Facebook広告には、さまざまな配信先と広告の種類があります。
そのため、ECサイト運営者は、目的や商品、サービスに応じた選択をする必要があります。また、広告活用をして売上アップを狙うならば、重要になってくるのはターゲティングです。適切なターゲティングと広告、配信先の選択をしていき、ECサイトの売上アップを目指しましょう。
 
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