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ITコラム

集客や販促促進に!LINE公式アカウント

子どもからご高齢の方まで、さまざまな世代の人が利用しているコミュニケーションツールのLINE。
LINEはその利用者の多さから、集客や販促のためのツールとして店舗や企業から注目されています。

LINEへの広告出稿なども効果的なWebマーケティングのひとつですが、LINE公式アカウントを開設している会社や店舗も増えています。LINEに公式アカウントがあることは知りつつも、実際に自分の会社で導入するとなると、「どんな機能があるのか?」「どのように運用すれば効果が出るのか?」など、わからないことも多いかもしれません。

今回は、LINE公式アカウントの便利な機能や導入するメリットデメリット、また効果的な運用方法についてご紹介します。




◎LINE公式アカウントとは?

LINEとは、友だち登録をしてつながっているユーザー同士で、チャットや通話ができるコミュニケーションツールです。そんなLINEのアカウントを会社や店舗でもつくることができ、ビジネス用のアカウントとして運営できるLINEのサービスのことを、LINE公式アカウントといいます。

LINE公式アカウントは、友だちの登録をしているユーザーへメルマガのようなお知らせを配信することができ、集客や販促のために利用できる便利なサービスです。LINEのアカウント開設ページから簡単に開設することができ、すぐに運用をはじめることが可能です。

LINE公式アカウントは、フリープランから利用することができ、1カ月で1,000通のメッセージまでは無料となっています。
さらに多くのメッセージ配信を行いたい場合は、1カ月にメッセージ15,000通まで配信可能な月額5000円のライトプラン、45,000通まで配信可能な月額15,000円のスタンダードプランといったプランで運営することができます。
LINEの審査を通過した認証済みアカウントと未認証のアカウントの2種類があり、どちらも無料で開設できますが、ビジネスでLINEを利用するなら、認証済みの公式アカウントの方がおすすめです。






◎LINE公式アカウントの機能

LINE公式アカウントには、集客や販促に役立つどのような機能があるのでしょうか?今回は、8つの機能についてご紹介します。
 
1つめは、お知らせの配信です。
LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーに、LINEのメッセージ機能を使用して最新情報やキャンペーン情報を配信することができます。送ることのできるメッセージは、テキストだけでなく画像やスタンプ、動画、アンケートなど様々です。
すべての友だちに一斉配信することも、ターゲティングして特定のユーザーにだけ配信することもできます。年齢や性別、友だちに追加されている期間などから絞り込みをすることができるので、ターゲティング設定をすることで、より効果的なマーケティングが可能になります。
 
2つめは、クーポンの作成と配信ができる機能です。
LINE公式アカウントなら、クーポンの作成も管理画面から簡単にでき、メッセージ配信やタイムラインの投稿に活用することができます。
クーポンは、ユーザーに「友だちになっているとお得な情報がもらえる」という印象を与えるので、リピート顧客を増やすために効果的です。クーポンを開封したユーザー数や使用したユーザー数、性別や年代などの属性のデータを知ることもでき、データを分析し効果測定するために役立ちます。
 
3つめは、個別のチャット機能です。
LINE公式アカウントのチャット機能では、メッセージを配信するだけでなく、ユーザーと個別にやりとりをすることも可能です。問い合わせや予約を受け付けるなど、電話やメール対応の代わりにLINEを活用することができるようになります。
 
4つめの機能は、自動でメッセージの返信ができる機能です。
忙しいときや休みのときなど、すぐに対応できない場合でも、この機能を設定しておけば自動で返信をしてくれるので安心です。
キーワードを設定して、そのキーワードが入っているメッセージに対して返信する内容を設定しておくことができる「応答メッセージ」機能と、AIが判断してメッセージを返信してくれる「AI応答メッセージ」機能という2つの種類があります。
 
5つめは、リッチメッセージやリッチビデオメッセージ、リッチメニューといった機能です。
より訴求しやすい情報を配信できるLINE公式アカウントには、テキストや画像を組み合わせて視覚的に分かりやすく見せるリッチメッセージや自動で再生される動画を配信できるリッチビデオメッセージといった機能があります。
どちらもメッセージからWebサイトに誘導しやすいという特徴があります。またトーク画面の下に大きくメニューを表示できる、リッチメニューという機能もあり、クーポンやWebサイトのリンクなどを表示し、ユーザーの行動を促しやすくなっています。
 
6つめは、タイムライン機能です。
お知らせをメッセージに配信するだけでなく、LINEアプリのタイムラインに投稿をすることも可能です。写真やテキストを使ってSNSのように投稿をし、Webサイトや店舗への集客につなげることができます。
タイムラインに投稿した情報は友だち登録しているユーザーがシェアすることもできるので、他のユーザーに情報が拡散されるなどの効果も期待できます。
 
7つめは、分析機能です。
LINE公式アカウントを効果的に運用するためには、データの分析が欠かせませんが、分析するために必要なデータを取得することも可能です。友だち登録されたりブロックされたりといった増減数、メッセージをクリックしたユーザー数など、様々な数値を知ることができます。
 
8つめの機能は、友だち追加を促すLINE広告の出稿です。
この機能は、認証済みのLINE公式アカウントだけ使用できる機能ですが、公式アカウントの管理画面で広告を作成し、出稿することが可能です。
配信したいターゲットや予算なども設定することができ、公式アカウントの新規ユーザーを獲得するために役立ちます。






◎LINE公式アカウントのメリットデメリット
 
様々な機能を無料で使用できるLINE公式アカウントですが、他にもどのようなメリットがあるのでしょうか?

まずは、開封率やユーザーの反応率が高いというメリットがあります。
LINE公式アカウントからの配信は、友だちとのメッセージと同じようにポップアップ表示や通知バーの表示がされるため、メルマガなどよりも開封率が高いといわれています。メルマガのように迷惑メールに振り分けられてしまうこともなく、未開封の通知はトークリストの上部に表示されるため、他のメッセージに埋もれてしまうということもありません。

またLINE公式アカウントへの友だち登録が簡単にできる、というメリットもあります。
メールアドレスなどのお客様情報を入力する必要もなく、追加ボタンを押すだけで登録できるため、ユーザーを増やしやすいツールです。

他にも、LINEは他のSNSと違って、ユーザーへダイレクトに情報を届けられるというメリットもあります。
ほかのSNSの場合、投稿をしてもフォロワーや友だちに直接届けられるわけではありませんが、LINE公式アカウントの場合、友だちになったユーザーへ直接情報を届けることができ、個別でコミュニケーションを取ることも可能です。

またInstagramやFacebookなどのSNSの場合、利用しているユーザーの世代が限られているものが多いですが、LINEは各世代で最も利用している人が多いと言われているソーシャルメディアなので、幅広い層に訴求できるというメリットもあります。


一方、LINE公式アカウントのデメリットとしてあげられるのは、友だちにならなければ情報を届けられない点です。
LINE公式アカウントに友だち登録しているユーザーがいなければ、お得な情報を配信することができません。広告のように不特定多数に配信することができないため、まず友だちを増やすところからはじめる必要があります。

また友だち登録をしてくれたとしても、ブロックが容易にできてしまうというデメリットもあります。クーポンやLINEスタンプなどのキャンペーンで友だちを増やしたものの、その後ブロックされてしまうと、お知らせの配信を届けられないため、意味がなくなってしまいます。
メッセージの配信が多くユーザーが煩わしさを感じたり、ユーザーにとってメリットとなる情報がないと感じたりすると、ブロックされてしまうかもしれません。メッセージを配信する頻度や配信する時間帯、配信する内容を最適なものにするなど、LINE公式アカウントを上手に運用するための工夫が必要です。





◎LINE公式アカウントを運用するポイント

LINE公式アカウントを上手に運用し、集客や販促の効果を上げるために大切なポイントは何でしょうか?
今回は3つのポイントをご紹介します。
 
1つめは、友だちを増やすというポイントです。
LINE公式アカウントは、友だちを増やさなくてははじまらないので、友だちを増やすための施策を実行しましょう。
まずLINE公式アカウントがあるということを知らせるために、店舗に友だち追加用のポスターやPOPを置いたり、声掛けをしたりすることができます。LINE広告への出稿をしたり、Webサイトの目立つ場所にバナーを表示したり、SNSに友だち追加URLを投稿することもできるでしょう。
またLINE公式アカウントの友だち登録キャンペーンを行い、友だち追加をしたユーザーへ得点を付与するなど、ユーザーが友だち追加したいと思えるような取り組みも大切です。
 
2つめは、ユーザーに価値ある情報を配信するというポイントです。
LINE公式アカウントの友だちを増やしたなら、ユーザーにとって価値があると思える情報を配信することで、店舗やWebサイトへの集客、商品の購入などにつながります。情報の内容だけでなく情報の見せ方も工夫し、ユーザーに訴求できる情報を配信することが大切です。LINE公式アカウントに友だち登録をしていることのユーザー満足度を上げていくなら、ブロックするユーザーを減らし、リピート顧客を増やしていくことができるでしょう。
 
3つめは、分析をして改善をしていくというポイントです。
ただ情報を配信するだけでなく、得られるデータから分析をすることが大切です。どんなユーザーが多いのか、どのような経緯で友だち登録されているのか、いつブロックしているユーザーが多いのか、どのような配信のクリック数が多いか、など分析できることは様々です。データを分析して配信の頻度やメッセージの内容などを改善し、効果測定を繰り返すことで、LINE公式アカウントをより効果的に運用することができるようになります。



とはいえノウハウがなかったり人材不足だと、ここまでの運用は難しいという会社は多いかもしれません。
そのような場合、LINE公式アカウントのより効果的な運用をするために、Webマーケティングを専門に行っている会社の運用代行サービスを活用することもできます。YTC・PLUSではLINE公式アカウントの開設や運用の代行サービス行っています。YTC・PLUSは、Webマーケティングの知見と経験が豊富なスタッフが多数在籍しているため、クライアントの目的に沿った、効果が出る運用が可能です。
 




◎まとめ

ユーザーの多さから、ビジネスでも広く利用されているLINEアプリ。LINE公式アカウントは、集客アップや売上げアップにつながる、効果的なWebマーケティングのひとつとなっています。
無料で簡単に開設でき、多くの便利な機能が使用できるLINE公式アカウントの導入は、これから店舗や企業にとって必須となると言っても過言ではありません。ユーザーへダイレクトに情報を配信でき、開封率や反応率も高いLINE公式アカウントを上手に活用し、効果的な運用を行いましょう。

YTC・PLUSでは、LINE公式アカウントの運用代行サービスを行っています。
ターゲティング設定や配信する情報の内容などWebマーケティングのノウハウを活用し、より効果的な運用をお手伝いいたします。
YTC・PLUSはクライアントとのコミュニケーションを大切にしているため、YTC・PLUSスタッフの訪問サポートを行っており、納得いくまで話し合い、安心してご依頼していただくことができます。LINE公式アカウントの開設や運用は、ぜひYTC・PLUSまでお気軽にご相談ください。
 
集客や販促促進に!LINE公式アカウント