ITコラム
お問い合わせが増えない?ホームページの離脱率からわかる原因と改善ポイント
自社のホームページを開設し、一定のアクセス数はあるにもかかわらず、お問い合わせが思うように増えないと悩んでいる企業は少なくありません。こういったケースでは、ユーザーが途中で離脱しやすいホームページになっている可能性があります。ホームページの離脱率を確認することで、お問い合わせが増えない原因を把握し、改善につなげることができます。この記事では、ホームページの離脱率からわかる原因と、離脱率を改善してお問い合わせを増やすためのポイントをご紹介します。
◎ホームページの成果と離脱率の関係
自社のホームページを開設する企業が増えているなか、ホームページへのアクセスがあるにもかかわらず、お問い合わせが増えずに思うような成果が得られないと悩んでいる企業は少なくありません。せっかく制作したホームページをビジネスにいかすためには、ホームページ経由でのお問い合わせや資料請求といった成果につなげることが重要です。ホームページを活用して成果を生み出すうえで重要な指標となるのが、ホームページのアクセス数とコンバージョン率です。コンバージョン率とは、ホームページを訪れたユーザーのうち、お問い合わせや資料請求、商品購入など、ホームページの成果につながる行動を起こしたユーザーの割合のことです。ホームページへのアクセス数が多くても、コンバージョンに至る前に多くのユーザーがホームページから離れてしまうと、コンバージョン率は低下し、十分な成果を得ることはできません。
一定のアクセスはあるのにお問い合わせが増えないホームページにおいて、その原因を探る手がかりとなるのが、離脱率です。離脱率とは、ユーザーがホームページ内のあるページの閲覧を最後にホームページを離れた割合を示す指標です。Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを活用することで、ページごとの離脱率を確認でき、ホームページ経由でのお問い合わせが増えない原因を知るのに役立ちます。 ホームページの離脱率が高い状態だと、お問い合わせの機会を逃してしまうだけでなく、広告費の費用対効果が低下したり、ホームページ制作費や運用費の回収が遅れたりするなど、IT投資が十分な成果につながらずに無駄になってしまうリスクもあります。ホームページへのアクセスをより多くお問い合わせにつなげて成果を向上させるためには、ホームページの離脱率を把握し、離脱率が高くなっている原因を分析したうえで、適切に改善していくことが重要なのです。

◎ホームページの離脱率が高くなる要因
ホームページの離脱率を改善するためには、なぜユーザーが途中で離脱したくなってしまうのか、その原因を把握することが重要です。ホームページの離脱率が高くなる背景にはさまざまな要因があり、ユーザーの目線に立って、ホームページの構成やデザイン、操作の流れなどをあらためて見直してみることが大切です。たとえば、ホームページにアクセスしたユーザーが求めていた情報を見つけられない、情報が整理されておらず内容がわかりにくいといったコンテンツ面の問題や、次にどこをクリックすればよいかわからない、などといったホームページ全体の導線設計の不備などは、離脱率が高くなりやすい代表的な要因です。
スマートフォンで閲覧や操作がしづらいレイアウトや文字サイズになっていることも、離脱率が高くなる原因となります。スマートフォンで何度もスクロールが必要になったり、文字が小さすぎたりすると、ユーザーは負担を感じ離脱率が高くなりやすいです。ホームページの表示速度が遅く、ページの切り替えに時間がかかることも、離脱率が高まる大きな要因のひとつです。ホームページのデザインやレイアウトの印象が悪いと、安全なホームページなのか、本当に信頼できる企業なのかとユーザーが不安を感じ、離脱率が高くなるケースもあります。
このように、ホームページの離脱率にはさまざまな要因が影響します。なかでも、お問い合わせにつながらないホームページでは、お問い合わせまでの情報不足や導線のわかりにくさ、フォーム自体の使いにくさが大きな原因となっています。お問い合わせの意欲があったユーザーであっても、お問い合わせフォームまで辿り着けなかったり、入力途中で離脱してしまったりすると、大きな機会損失につながってしまいます。

◎離脱率が高いお問い合わせフォームによくある課題
お問い合わせフォームは、ホームページの離脱率や成果を左右する重要な要素です。お問い合わせフォームまでの導線やフォーム自体に問題があると、せっかくお問い合わせを検討していたユーザーを逃し、離脱率が高まる可能性があります。お問い合わせボタンが目立たず見つけにくい、ホームページ内にフォームへの導線が少ないなど、ユーザーがお問い合わせページまでたどり着きにくいケースは少なくありません。このようなホームページでは、離脱率が高くなる傾向があります。 お問い合わせに進むまでの情報提供が不十分なことも、離脱率が高くなる要因のひとつです。商品やサービスの内容、実績、お客さまの声などが十分に掲載されていないと、ユーザーは疑問や不安を解消できず、お問い合わせをためらってしまいます。離脱率を改善するためには、ユーザーが商品やサービスへの理解や納得感を深め、安心してお問い合わせできるよう、必要な情報を十分に提供することが大切です。 お問い合わせフォーム自体に課題があるケースもあります。たとえば、入力項目が多すぎることや、必要以上に個人情報の入力を求められる、入力エラーの原因がわかりにくい、入力エラーが発生すると入力内容が消えてしまうケースなどがあげられます。このような使いにくいフォームは、ユーザーに大きなストレスを与えてしまいます。こうした小さな使いにくさが積み重なると、ユーザーは途中で離脱しやすくなり、お問い合わせという成果につながりにくくなります。離脱率を改善するためには、ユーザーが迷わずスムーズにお問い合わせできるフォームを設計することが大切です。入力時のストレスを減らし、使いやすさを高めることで、離脱率の改善やお問い合わせ数の増加につながります。

◎離脱率を改善してお問い合わせにつなげるポイント
ホームページへのアクセスはあるのにお問い合わせが増えない場合、離脱率を確認して改善を図ることが大切です。ホームページの離脱率を改善してお問い合わせにつなげるための対策には、いくつかポイントがあります。
○ユーザーの理解を深める情報を充実させる
離脱率を改善し、ホームページへのアクセスをより多くお問い合わせにつなげるためには、ユーザーが商品やサービスについての理解を深め、安心して問い合わせできるように情報を充実させることが重要です。会社概要やサービス内容のほか、導入事例や実績、お客さまの声、よくある質問などを掲載することで、ユーザーの理解や納得感、信頼感を高めることができ、離脱率の改善が期待できます。ユーザーは、他社を含めた複数の商品やサービスを比較検討しながら、お問い合わせ先を決めることが一般的です。知りたい情報が不足していると、他社の方が魅力的に感じたり、不安が拭えずに離脱率が高くなりやすくなります。ユーザーの疑問や不安を解消できる情報を充実させることで、お問い合わせへの心理的なハードルを下げ、行動を後押ししやすくなるでしょう。
○お問い合わせボタンまでの導線をわかりやすくする
離脱率を改善してお問い合わせを増やすためには、ユーザーが迷わずにお問い合わせフォームへと進めるよう、わかりやすい導線を設計することもポイントです。お問い合わせボタンは、ホームページの複数の場所からアクセスできるようにすると効果的です。トップページだけでなく、サービス紹介ページや料金ページ、導入事例など、問い合わせにつながりやすいページにも設置することで、ユーザーのお問い合わせ意欲が高まっているタイミングを逃さず行動につなげることができ、離脱率を改善できます。関連するページ同士を内部リンクでつなぐことで、ユーザーが必要な情報を確認しながら自然にお問い合わせページへ進めるようにすると良いでしょう。離脱率の高さを左右するホームページ全体の導線を、ユーザー目線で見直し、スムーズな行動を促せるよう整えましょう。
○お問い合わせボタンのデザインや文言を工夫する
お問い合わせフォームに進むためのボタンを、ユーザーの目に留まりやすい位置やデザインを意識して設置することも、離脱率を改善する大切なポイントです。ユーザーがすぐに見つけられる色や適切なサイズ、配置を工夫し、視認性を高めることが重要です。「お問い合わせはこちら」といった一般的な表現だけでなく、「無料相談はこちら」や「お気軽にご相談ください」「まずは資料請求から」など、行動を具体的にイメージしやすい文言や、ユーザーが行動することによるメリットを感じられるような文言を用いることで、お問い合わせへの心理的なハードルを下げ、離脱率を改善する効果が期待できます。お問い合わせボタンのデザインや文言を工夫し、ユーザーにとって視覚的にも心理的にもクリックしやすい環境を整えることで、離脱率を改善し、ホームページ経由のお問い合わせを増やすことにつながるのです。
○お問い合わせフォームの入力負担を軽減する
お問い合わせフォームの離脱率を改善するためには、ユーザーができるだけストレスを感じることなく入力を完了できるよう、入力負担を軽減する工夫が重要です。入力項目が多すぎたり、必要以上に個人情報の入力を求めたりすると、入力途中で離脱してしまう原因になります。お問い合わせに必要な項目だけに絞ることで、ユーザーの負担を大きく軽減できます。郵便番号から住所の一部を自動入力する機能や、住所・電話番号などの全角・半角を自動変換する機能を導入することで、入力の手間やミスを減らすことができ、離脱率の改善につながります。さらに、入力フォームの進捗状況を表示したり、入力エラーが発生した際には、該当箇所やエラーの原因がひと目でわかるメッセージを表示したりすることも効果的です。ユーザーがストレスなく入力を完了できるお問い合わせフォームを設計することで、離脱率を改善し、ホームページの成果につながりやすくなります。

◎ホームページの離脱率改善にはリニューアルも効果的
離脱率を改善するためには、ホームページの一部だけを修正すればよいとは限りません。お問い合わせフォームだけでなく、ホームページ全体の導線設計やコンテンツ、デザイン、スマートフォンでの閲覧・操作性など、複数の課題が重なって離脱率が高くなっているケースも少なくありません。このような場合は、部分的な修正を繰り返すよりも、ユーザー目線でホームページ全体を見直し、リニューアルを行うことで、成果につながる近道となることがあります。
リニューアルによってホームページ全体を最適化することで、離脱率の改善やお問い合わせ数の増加だけでなく、SEO対策の強化によるアクセス数の底上げや売上アップ、企業のブランドイメージ向上など、さまざまな効果が期待できます。ホームページのリニューアルを成功させるためには、ホームページ制作やリニューアルの実績・ノウハウが豊富な制作会社へ相談することも有効な選択肢のひとつです。
当社は、集客に強いホームページ制作を得意とする制作会社です。これまで数多くのお客さまのホームページ制作やリニューアルに携わり、高い技術力と豊富な実績を誇ります。対面でのコミュニケーションを重視し、お客さまのご要望や課題を丁寧に汲み取りながら、成果につながるホームページをご提案いたします。SEO対策やWeb広告運用、SNS活用も可能で、運用開始後も離脱率を含めた定期的なアクセス解析レポートの作成や改善提案を通じて、継続的にサポートいたします。

◎まとめ
ホームページへのアクセスがあるにもかかわらずお問い合わせが増えない場合は、ホームページの離脱率を確認することで、原因を探ることができます。ユーザー目線でホームページを見直し、お問い合わせフォームまでの導線やフォーム自体の課題に対策を講じることで、離脱率を下げることが重要です。離脱率を改善し、成果につながるホームページを実現するためには、入力部分の見直しやホームページ全体のリニューアルも効果的です。ホームページ制作やリニューアルをご検討中の方は、当社までお気軽にお問い合わせください。