TEL
MAIL

ITコラム

LPは事前準備が大切!成果につながるLP制作会社を選ぶポイント

企業がLP制作を行うのは、マーケティング活動の一貫に含まれます。成果につながるLP制作には、流入元となる広告との連携や運用まで考慮することが大きなポイントです。この記事では、LP制作前に自社で整理すべきポイントや、制作会社を選ぶポイントをご紹介します。

◎LP(ランディングページ)の役割と効果

LPとは、Googleの検索結果やWeb広告などを経由して、ユーザーが最初に訪問するページのことです。LPの流入元となる広告には、リスティング広告・SNS広告・パンフレット上のQRコードなど幅広く、LPはそれぞれの広告から流入したユーザーの受け皿となる役割を持ちます。それぞれの広告を見て商品やサービスに興味を持ったユーザーは、詳細を知るためにLPを訪問します。LP上で商品やサービスの機能やユーザーが得ることのできるメリットを紹介することで、ユーザーに購入・問い合わせ・会員登録などの行動を促すことが可能となります。ユーザーの興味を惹くため、漫画形式で作成されるなど、業界や紹介したい商品・サービスによって、さまざまなタイプのLPが存在します。

LP制作は、商品やサービスの認知拡大、売上の向上など企業のマーケティング活動において多くの効果をもたらします。LPがもたらす最大の効果は、コンバージョンの促進です。コンバージョンとは、WebサイトやLPを訪問したユーザーが、購入プロセスにおける特定の目標行動を完了することを指します。商品やサービスの購入・会員登録・お問い合わせフォームの送信・無料トライアルの申し込みなど、コンバージョンはLP制作の目的によって異なります。

ホームページは、商品やサービスの紹介だけでなく、会社概要やお知らせなど複数のコンテンツで構成されているため、ユーザーが取得したい情報にたどり着くまでに時間がかかり、その間に購入意欲が低下してしまいがちです。一方LPは、紹介したい商品やサービスの内容、コンバージョンにつながる情報だけに絞って制作されます。そのため、目当ての商品やサービスの情報にたどり着きやすく、ユーザーの購入意欲をかき立てることが可能です。LPは、特定の悩みや問題を抱えている人をターゲットとして絞り、悩みや問題の解決策を提案する形で商品やサービスを紹介します。1ページで構成されるためページを遷移させる必要がなく、自社の意図した流れでユーザーをコンバージョンに導くことができます。

ほかの効果としては、LPを訪問したユーザーの情報を収集できる点があります。LPでは、会員登録やお問い合わせフォームの送信により、潜在顧客となりえるユーザーの情報を収集することが可能です。収集した情報は、マーケティングに役立てることができます。また、制作したLPをアクセス解析することで、訪問ユーザーの性別や年齢、LPを訪問した際に利用した検索キーワードなどを確認でき、売上アップにつなげるためのマーケティング戦略の策定にも効果的です。

LP(ランディングページ)の役割と効果

◎LP制作会社を選ぶ前に自社で整理すべきポイント

コンバージョンの高いLPを制作するには、制作会社に依頼する前の下準備が欠かせません。自社にあった制作会社を選ぶためにも、LP制作の目的や予算を明確にしておく必要があります。

○LP制作の目的を明確にする

LP制作の効果を高めるためには、制作会社を選ぶ前に自社におけるLP制作の目的を明確にしておくことがポイントです。売上の増加や商品やサービスの認知度の向上など、目的を明確にしておくことで、成果の出るLP制作につながりやすくなります。LP制作会社によって得意分野が異なる場合もありますが、LP制作の目的がきちんと定まっていれば、制作会社選びに困らずに済むともいえるでしょう。「競合がLP制作をはじめたから」「今時のおしゃれなデザインのLPを作成したい」などあいまいな目的でLPを制作会社に依頼してしまうと、LP制作会社に自社のイメージがうまく伝わらず納得のいく仕上がりにならないほか、コンバージョンにつながらない恐れがあるため注意が必要です。

○参考にしたい競合他社のLPを用意する

LP制作会社を選ぶ前に競合他社や他業界のLPをリサーチし、参考にしたいLPを用意しておくこともポイントです。色彩やデザインのイメージは、人によって捉え方が異なります。口頭や文字だけで依頼したいLPのデザインを伝えると、制作会社との間に認識のズレが生じやすく、作業開始後の手戻りや追加作業が発生しかねません。事前にLP制作会社に完成物のイメージを共有しておくことで、スムーズに制作を進めることが可能となります。LPは、業界によってユーザーにささりやすいデザインや構成が異なるほか、コンバージョンの取りやすいLPがパターン化されていることも多くあります。LP制作会社向けに参考LPを用意する際は、同業界のLPを参考にするとよいでしょう。

○予算や希望納期を決める

LP制作会社への依頼前に、LP制作にかける予算や希望納期を決めておくことも、重要なポイントといえます。LP制作は、依頼内容や依頼する制作会社によって予算が異なります。事前に予算を決めずに、LP制作の目的や参考にしたいLPだけで制作を依頼しまうと、最終的にコストが膨らんでしまう可能性があり危険です。事前にLP制作会社に予算を提示することで、できることやできないことが明確になり、予算の範囲内で希望イメージに近いLPを制作することが可能となります。予算だけでなく、希望納期も事前に決めておくことがポイントです。制作会社に依頼する内容やデザイン、制作会社側の状況にもよりますが、LP制作の一般的な納期は1~3ヶ月ほどです。簡易なテンプレートを使用して作成できるLPであれば、すぐに納品できる可能性もありますが、コンバージョンの向上にこだわり、競合リサーチや企画も含めて依頼をする場合は、一定の納期が必要となります。急ぎの依頼でない場合でも、希望納期を決めてから依頼するとよいでしょう。

○LP制作会社への依頼範囲を決めておく

LP制作会社を選ぶ前に依頼範囲を決めておくことも重要なポイントです。LP制作会社に企画から制作まですべての行程を依頼するのか、リサーチや原稿作成は自社で行い、デザインや制作のみを依頼したいのかによって、費用や納期は大きく異なります。LP制作は完成して終わりではなく、運用開始後のデータ分析や、改善施策の作成や実施が大きなポイントとなります。LP運用も制作会社に依頼するべきか、しない場合は社内のリソースで対応できるのかなど、制作会社への依頼前に検討しておくことが大切です。

LP制作会社を選ぶ前に自社で整理すべきポイント

◎LP制作会社を選ぶ際のチェックポイント

LP制作会社を選ぶには、いくつかのポイントをおさえておくことが重要です。自社の要望やイメージにあった制作会社を選ぶことで、LP制作において高い効果が期待できます。

○LP制作の豊富な実績があるか

事前に制作会社の実績を確認しておくことは、LP制作会社を選ぶ際の大きなポイントです。コンバージョンの高いLP制作を行うには、実績やノウハウが必要不可欠といえます。依頼したい制作会社を見つけたら、まずホームページから制作実績を確認しましょう。実績が豊富な制作会社ほど、自社の目的や要望を理解し、訴求ポイントをおさえたLP制作を行ってくれる可能性が高くなります。実績を確認する際は、同業他社への制作実績も含めて確認しておくのがポイントです。商品・サービスの種類によって、ユーザーにささるデザインや構成は異なります。

たとえば、脱毛やサプリなど美容関連の商品やサービスでは、漫画形式のLPを制作し、商品やサービスを利用した主人公のビフォーアフターを描くパターンが一般的です。美容関連のLPを制作するのに、美容業界への実績がない制作会社や、業界の全く異なる人材サービスに関するLP制作を得意とする会社に依頼しても、期待する効果が出ない可能性があります。また、効果が出るまでに時間がかかったり、試行錯誤を繰り返すことで費用がかさむ恐れも否めません。すでに同業他社への実績がある制作会社であれば、業界の慣習やユーザーの特徴を理解しており、スムーズに打ち合わせや制作が進む可能性が高くなります。

○広告運用の実績が豊富か

LP制作は、流入元となる広告との一貫性が非常に重要です。LP制作会社を選ぶ際は、LP制作に関する実績だけでなく、広告運用の実績も合わせて確認することが大きなポイントとなります。広告は、Googleなどの検索エンジン・SNSなど、さまざまな媒体を通してターゲットユーザーの興味を引くことを目的に制作されます。LPは、広告を見て商品やサービスに興味を持ったユーザーがはじめに訪問するWebページであり、広告の効果を最大化する場所です。広告との一貫性がないとすぐに離脱されてしまうため、LPは企画時から広告との連携を重視して制作される必要があります。広告運用に強く、実績のある制作会社を選ばないと成果につながらないため注意が必要です。

○LP運用やコンサルティングまで依頼できるか

LPは制作して終わりではなく、運用を開始してからが重要です。運用結果に基づいて改善施策を作成し、検証を繰り返すことでLPのコンバージョンを高めることができます。LPの運用では、分析ツールであるヒートマップを利用し、LP上のどの部分がユーザーに熟読され、どこで離脱されてしまうのかの確認や、ABテストの実施などが求められます。制作会社にLP制作のみを依頼する場合は、効果検証などの運用作業をすべて自社で行う必要があります。分析ツールの利用なども必要となるため、一定の専門知識が要求され、作業担当者にとって大きな負担となりえます。また、検証の結果、企画の見直しや修正作業が必要となった場合は、改めて制作会社に依頼する必要がある点も認識しておく必要があります。制作会社を選ぶ際は、運用やコンサルティングまで含めて依頼できるかを確認しておくのがポイントです。

○料金プランが明確に提示されているか

LP制作会社が提示する料金プランが明確であるかも、制作会社を選ぶ際に注意すべきポイントです。費用があいまいなまま契約を開始してしまうと、制作を進めるなかでコストが膨らんでいき、予算を超過してしまう恐れがあります。料金プランや料金体系は事前にしっかりと確認し、提示された料金でどこまでの作業を依頼できるのか、追加で作業が必要となった場合は、いくらになるのか明確にしておく必要があります。制作会社を選ぶ前に複数社から見積りを取得し、比較できるようにしておくとよいでしょう。

○コミュニケーションが取りやすいか

制作会社とコミュニケーションが取りやすいかも、制作会社選びのポイントです。LP制作は、企画から運用まで多くのコミュニケーションが必要となります。ユーザーにしっかりと訴求でき成果の出るLPを制作するためには、自社の要望を汲み取り、形にしてくれる制作会社への依頼が必要不可欠です。LP運用まで含めて依頼する場合は、LPの効果や改善施策を話し合う必要もあり、コミュニケーションはより重要なものとなります。対面での打ち合わせ・メール・電話・オンライン会議など、状況に応じて、スムーズにコミュニケーションを取ることができるか確認しておきましょう。制作会社の担当者との相性も重要です。打ち合わせを行う際、丁寧な説明や質問への回答を行ってくれるか、メールなどの返信は遅すぎないかといった技術面以外の対応もしっかり見ておく必要があります。口コミも確認しておくと、制作会社のホームページや契約前の担当者との会話では気づけない第三者の評価も確認できるのでおすすめです。

LP制作会社を選ぶ際のチェックポイント

◎お客さまとのコミュニケーションでうまれるLP制作サービス

YTC・PLUSでは、流入元である広告まで考慮したLP制作を提供しています。リスティング広告・SNS広告・ディスプレイ広告など、さまざまな種類の広告運用にも対応しており、豊富な実績を誇ります。これまで300社以上の広告運用を行ってきた経験から、業界問わず、流入元まで考慮したLP制作のご提案が可能です。

ECサイト制作の実績も豊富なため、商品販売に関するLP制作も得意としています。LP制作時は、LPの設計作業だけでなく、商品写真の撮影も請け負っています。LPに掲載する商品やサービスの魅力をより伝えるための写真のカットに関する提案や、撮影も承っているため、LP制作に関するすべての行程でサポートを行うことが可能です。

YTC・PLUSでは、LP制作のすべての行程においてコミュニケーションを何よりも大切にしています。とくに対面でのコミュニケーションを重視しており、訪問しヒアリングを行います。要件定義を重視し、お客さまのLP制作の目的や業界の特徴をしっかり理解したうえで、予算に応じた適切な内容をご提案いたします。

お客さまとのコミュニケーションでうまれるLP制作サービス

◎まとめ

LP制作は、目的を明確化したうえで広告運用に強い制作会社に依頼することがポイントのひとつになります。制作だけでなく運用も含めて依頼することで、より成果につなげることができます。LP制作に関するご相談は、お気軽に当社までご連絡ください。

LPは事前準備が大切!成果につながるLP制作会社を選ぶポイント