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ITコラム

ホームページ制作の流れで必要な事前準備は?提案依頼書作りのポイント

ホームページは、企業の認知や集客のために欠かせないビジネスツールです。ホームページ制作を依頼する場合、依頼主も事前準備を行う必要があります。制作の目的や自社の強みを明確にして、具体的な内容を盛り込んだ提案書を作成すれば、理想のホームページに近づきます。この記事では、依頼前に必要な事前準備の流れや制作会社の選び方、提案依頼書のポイントをご紹介します。
 

◎ホームページ制作の依頼前に必要な事前準備

ホームページ制作を依頼する際に重要なポイントは、ホームページを制作する目的を明確化することです。目的が不明瞭のままホームページ制作を進めると、流れの方向性が定まらず、円滑に進められません。目的の一例としては、自社サービスの認知向上や新規顧客獲得による売上促進、採用力の強化などがあげられます。ホームページ制作では、新規サイトを立ち上げるか、既存サイトをリニューアルするかによって目的や準備の流れは異なります。目標を設定するときは、ホームページ制作の最終目標を数値化するのが重要なポイントです。たとえば、「半年後に売上を10%増やす」のように最終目標を具体的に定めると、目標のCV数やPV数を確定できます。ホームページ制作の目的やコンセプトを明確にすれば、目標達成への流れが決まり、社内の方向性を統一できるでしょう。
 
ターゲットを明確にすることも、ホームページ制作の流れにおいて大切なポイントです。ターゲット層の性別や年齢を決めるだけではなく、具体的なペルソナ像を作り上げましょう。職業や生活スタイルを視野に入れることで、ターゲットへのアプローチの仕方を明確化したホームページ制作を行えます。ターゲットがホームページを閲覧する時間帯や、求めている情報を詳細にイメージできるので、サイト全体のビジュアル案やCV獲得への流れを設定しやすくなります。また、既存のユーザーを分析するのも、ホームページ制作の流れのなかで有益な戦略です。購買行動を分析すれば、社内では気づかない自社の強みを発見でき、ホームページ制作の対象にしたいユーザー層を絞りやすくなります。
 
ホームページ制作の目的とターゲットを明確化する流れのあとに行うのは、予算やスケジュールの決定です。サイトのボリュームやシステム構築の数によって、ホームページ制作に必要な経費は大きく異なります。社内で捻出できる予算を決めておけば、制作会社との打ち合わせが円滑に進むでしょう。予算を振り分ける際は、優先順位をつけておくことで、制作の目的に関係のない部分への予算を削減できます。ホームページ制作の流れでは、常に費用対効果を念頭に置いて予算を立てるのがポイントです。制作目的に沿った部分に予算を投じることで、より費用対効果の高いホームページ制作を実現できます。また、ホームページ制作に関わる人員の確保や、スケジュール調整も重要なポイントです。大規模なホームページ制作の場合、数ヶ月程度の時間を要するため、あらかじめリリースしたい希望日時を制作会社に伝えておきましょう。リリース日から逆算して制作の流れを決定できるので、スケジュールを組み立てやすくなります。
 
ホームページ制作の依頼前に必要な事前準備

◎ホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社を選ぶポイントとして、技術力や実績は非常に重要な要素です。エンジニアやデザイナーの技術力によって、ホームページ制作の成果は大きく変化します。たとえば、自社の業界を専門としているホームページ制作会社であれば、必要な機能やターゲット層への知見を活かしたホームページ制作を行えるでしょう。ホームページのデザインは数年でトレンドが変わるので、時代の流れに合わせたものを作ってくれるどうかも大切なポイントです。実績の確認と同時に、企業ホームページを確認して、目指しているイメージに近いか確認しましょう。
 
ホームページ制作の流れにおいて、自社の定めた目的やコンセプトと合致しているかどうかは選ぶポイントのひとつです。対応可能範囲の確認をすれば、自社のホームページ制作の目的に沿ったコンテンツを作ってもらえるかを判断できます。販売力を高めたい場合は、マーケティング戦略への対応は必須条件となるでしょう。同業他社の分析やカスタマージャーニーを使用した戦略立案を依頼すれば、目的やターゲットを深掘りでき、共に議論しながらホームページ制作を進めていけます。一方でスピード重視の場合は、レスポンスの早さやコミュニケーションが円滑に取れるかが見極めポイントです。ブランディングのサポートや流れのスピード感、デザイン力など会社によって強みは異なります。自社の目標を達成するのに必要な力を備えた、ホームページ制作会社を選ぶことが大切なポイントです。
 
ホームページ制作は、費用をかけるほど効果を得られる構築方法もあるため、自社の予算にあった制作会社を選んでください。大手の制作会社は、抱える人材が豊富で高レベルですが、費用が高い傾向にあります。多くの人がホームページ制作の流れに関わっているので、細かい変更や要望が通らない場合があるでしょう。一方で中規模の制作会社は流れにスピード感があり、専門性に特化している会社が揃っています。自社にあった制作会社をピンポイントで選べば、費用対効果の高いホームページ制作を行えます。ホームページ制作会社は数が多く、価格設定の仕方も異なるので、複数の制作会社に見積もりを依頼するのが最適です。見積書を提示された際は、予算内の提案がされているかどうか確認しましょう。見積書の内訳や見やすさも、ホームページ制作会社を選定する流れで大切なポイントです。わからない専門用語や備考欄の内容など、疑問点を感じる箇所は事前に解消しておきましょう。
 
ホームページ制作会社の選び方

◎ホームページ制作で提案依頼書(RFP)を作成するポイント

依頼したいホームページ制作会社を選定した後は、提案依頼書(RFP)を作成する必要があります。RFPを作ることで、自社の強みや依頼したい作業を明確に伝えられます。ポイントをおさえたRFPの提出は、ホームページ制作の流れにおいて需要な工程です。
 
〇現状を把握して課題を洗い出す
RFP作成の流れにおいて、まず自社の現状把握を行うことで、目的やターゲットに合わせたホームページを作るための課題が明確になります。既存のホームページがある場合は、解析ツールを使用して、現状のアクセス状況やユーザーの属性を調査します。ターゲット層の流入が少ない場合は、ペルソナの再考が必要になる可能性もあるでしょう。流入経路や使用デバイスなどの情報を得ることで、現状のユーザー行動を把握できます。得た情報をもとに分析を行い、コンテンツやデザインの改善が必要な部分を洗い出します。RFPに記載するさいには、改善したいポイントだけを書くのではなく、根拠や理由を具体的に伝えるように心掛けてください。たとえば「20代の独身女性をターゲットにしたいので、デザインを華やかに改善したい」のように詳細に書くのがポイントです。制作会社に自社の現状を詳しく伝えられれば、ホームページ制作の具体的な提案を引き出しやすくなります。
 
〇競合リサーチから自社の強みを明確にする
競合となる同業他社のサイトのリサーチも、ホームページ制作の流れで重要なポイントです。リサーチの流れのなかで、参考にしたいベンチマークサイトを見つけましょう。ホームページ制作の目標とするベンチマークサイトから情報収集を行い、使っている機能や情報をピックアップしていきます。他社のリサーチを行う流れのなかで、自社でしか実現できない強みを見つけられれば、差別化を図れます。同業界だけではなく、ターゲット層が似ている他業界のリサーチも行いましょう。同業界では思いつかないような切り口が見つかる可能性があるため、ホームページ制作において有効な行動といえます。ホームページだけではなく、SNSや雑誌などさまざまな媒体の調査を行えば、時代の流れに沿った情報を獲得できるでしょう。自社だけの強みを明確化できたら、具体的に推したい事業内容や商品、サービスについての情報を深掘りします。訴求ポイントや商品やサービスに込めた想いを伝えることで、自社の強みを押し出したホームページになります。
 
〇システム分野の把握を行う
既存のホームページがあるケースでは、使用しているサーバー環境や独自の構築システムの把握は、ホームページ制作の流れにおいて大切なポイントです。新しいホームページへ切り替えるさいには、サーバーやドメインの移管が必要になる場合があります。どこのレンタルサーバーを使用しているかは、インターネット上で簡単に調べられるので、ホームページ制作を依頼する前に確認しておきましょう。システム開発の領域は専門的な分野なので、わからない部分は制作会社に調査を依頼するのもひとつの手段です。新規でホームページ制作を行うケースでは、日常的に自社でコンテンツ更新を行うかどうかを検討しておきましょう。コンテンツ更新を頻繁に行う場合、CMSを導入する流れになります。CMSはワードプレスが有名ですが、無料のツールはセキュリティ面が不十分といえます。一方、有料ツールや制作会社オリジナルのCMSは、セキュリティ面で手厚いのが安心できるポイントです。どのページにCMSが必要なのかを明確にし、導入の流れをRFPに記載しておけば、ホームページ制作後の運用がしやすくなります。
 
〇提案してほしい要素をまとめる
現状把握やリサーチ、分析を行った流れの後は、制作会社側に提案してほしい内容や、依頼を検討している作業をリストアップします。分析結果をもとにして、サイトマップやデザインのイメージを具体的に伝えるのがポイントです。リリース希望日や追加修正が必要なページ数を正確に伝えることで、制作会社が予算に応じたホームページ制作案を組み立てやすくなります。自社で取り組む作業と、相手に依頼する内容の線引きは、業務の流れが円滑に進むポイントになるでしょう。ホームページ制作で使用する動画や文章の用意を誰が行うかを決めておけば、必要素材を確実に準備できます。事前に責任の所在を明確にしておけば、確認時間の軽減にもつながります。また、ホームページ制作の流れにおいて、自社で行う部分を認識することで、予算をおさえられるケースもあるでしょう。制作会社からの有益な提案を得られれば、自社では思いつかないようなホームページ制作のアイデアを引き出せる可能性が高まります。
 
ホームページ制作で提案依頼書(RFP)を作成するポイント

◎コミュニケーション重視のホームページ制作

YTC・PLUSは、ホームページ制作の一連の流れにおいて、お客さまとのコミュニケーションを大切にしています。初回打ち合わせからホームページ公開までの流れで、対面でのやり取りを重視しており、お客さまと二人三脚でホームページ制作を進めています。中小企業や地域密着型の飲食店とも多数取引を行っており、事業や商品への想いを丁寧にヒアリングさせていただきます。用意いただいた写真や文章を使用して、お客さまの魅力を最大限引き出すデザインやコンテンツを盛り込んだホームページ制作をご提案いたします。東京都や横浜市など行政のホームページ制作にも関わっており、制作実績も豊富です。
 
オリジナルCMSの「更新プログラム+」は、当社のホームページ制作の大きな特徴です。使いやすさが魅力のCMSツールで、ワードのような感覚でコンテンツの作成が可能です。パソコン業務を苦手に感じている方でも、簡単に操作できる仕様になっています。継続的に記事を更新することはSEO対策にもなるので、ホームページの評価を高められます。最新の情報をユーザーに提供することで、顧客満足度の向上も見込めるでしょう。複数防御によるセキュリティ対策も万全ですので、サイバー攻撃の心配もなく安心してお使いいただけます。
 
ホームページ制作の完了後は、お客さまへのアフターフォローに力を入れています。専門の営業担当を配置しており、SEOやマーケティング戦略についての相談も承っております。3ヶ月に1回、アクセス解析レポートや提案書の送付を行っているのもポイントです。ホームページ制作の流れで目標を達成できるかどうかは、リリース後の運用が大きな要となるでしょう。当社では、ホームページを作って終わるのではなく、改善を繰り返しながら、長期的に運用のサポートを行っています。サイトの不具合やシステムの障害が起きた際には、ご連絡いただければ、エンジニアやサポート担当が迅速に対応できる流れを整えています。
 
コミュニケーション重視のホームページ制作

◎まとめ

ホームページ制作を依頼する際には、社内での事前準備が大切な作業といえます。制作会社に目的や要望を明確化して伝えることで、目標に意識を向けたホームページ制作を行えます。予算やスケジュールを具体的に決定しておけば、ホームページ制作の流れがスムーズになり、予算削減にもつながるでしょう。YTC・PLUSではお客さまとの共同作業で、お客さまの目標や想いに沿ったホームページ制作に取り組んでおります。ホームページ制作やリニューアルを検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
ホームページ制作の流れで必要な事前準備は?提案依頼書作りのポイント