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なぜシステム導入は失敗するのか


システム導入は、情報通信技術による業務改革です。

それなのに、システム導入は「物品調達」と同列に扱ってしまわれがち。

なぜなら、システムを買った後、納品されてくるものは、パソコンに入っているソフト。これだけです。


ですが、ものを買ってきて、電源を入れればそれでおしまい…
というわけではありません!


実際は、新しく即戦力の社員を雇うようなもの。



自社の仕事を覚えてもらい、高いパフォーマンスを発揮してもらう。

能力は確実にあります。かなり高いです。
ただ、自社の業務や文化に合うかどうかは分からない。

活かすも殺すも組織次第。

IT投資のリスクは考慮しておかなければなりません。

ここで、典型的な失敗のパターンを3つ紹介します。


外見だけで判断してしまう



システムは、一目見ただけではわかりません。

立派なユーザーインターフェース、スマホ対応、
AI、クラウドなど、魅力的な宣伝トークが溢れています。

PRがうまいので、思わず導入したくなるもの。

ただ、実際に導入してみたら、うちの業務に合わない、なんてこともあります。

経理など間接部門の業務は共通な部分多いのですが、ビジネス部門の業務は会社それぞれ。

しっかりと業務に合うのかどうか検討しないと、失敗の確率は高まります。

安易に外見だけ見て決めるのは、システム導入が失敗する要因になります。


現場の反発



 
システムを導入すると、現場は仕事のやり方を変えなければなりません。

ITは便利となんとなく理解していても、変化に対しては、どこか抵抗があるもの。

・今のままで問題ないのに、なぜ変える必要があるの?
・せっかく業務に慣れたのに、また変わるの?
・長年やってきたこのやり方が一番効率的なのに。

こんな疑問に答えられますか?

実際、システム導入直後は、現場の仕事量は一時的に増えます。

コンピューターの操作を覚えたり、システムが対応してないイレギュラー業務の運用を考えたりと、対応しなければならないことは、たくさんあります。

現場の理解と協力の元、システム導入のカベを乗り越えていく必要があります。


投資効果が分からない



システムの適正価格は、正直分かりません。

ワードやエクセルなどの市販のソフトと違い、業務システムの場合、オーダーメイドや、カスタマイズをする場合が多くあります。

そうすると必然的に高額になります。

「投資効果に合っているのか」
必然的にこんな悩みが浮かんできます。

システムの導入経験がないと、どのように使うのか、どんなメリットがあるのか、最終的なビジョンをイメージできない人も多いと思います。

ここで、ヒントになるのは、先例です。

自社でシステムは初めてでも、世の中の多くの企業の多くは、システムを導入済みです。

事例から導入のヒントになることを、たくさん学ぶことが出来ます。