EC-CUBEコラム
決済の信頼性を高めるPayPalとEC-CUBEを外部連携するメリット
ネット通販ビジネスに追い風が吹いているなか、ECサイトのオリジナリティと信頼できる決済手段は競合との差別化に不可欠な要素です。柔軟なカスタマイズが可能で日本で最も選ばれているEC-CUBEと世界中で4.3億人が利用するPayPal決済を連携させることで、理想的なEC環境を構築できます。この記事では、PayPalとEC-CUBEそれぞれの特徴と連携で期待できるメリットについてご紹介します。
◎世界中で選ばれるPayPalの特徴
PayPalは、国内外に2400万を超える事業所や加盟店で導入されている世界最大級のオンライン決済サービスです。PayPalアカウントにEmailアドレスとパスワードを入力するだけで、事前にPayPalに登録しておいた決済方法で簡単に決済が完了します。PayPalは利便性の高さから世界規模で広く利用されており、ECサイト運営者にとって見逃せない決済手段がPayPalです。PayPalの多くのユーザーは、クレジットカードだけでなく銀行口座との紐付けもできる点に最大のメリットを感じています。PayPalなら300行以上の金融機関に対応しており、自身の好みや状況に応じて決済手段が選択可能です。PayPalの銀行口座紐付け機能によりクレジットカードをもたない顧客層や、カード情報の入力に抵抗がある顧客層も取り込むことができます。PayPalの導入にかかるコストは、PayPalアカウント開設費・月額手数料・国内銀行口座への引き出し手数料が0円となっており、初期投資を最小限におさえながら、決済機能の充実が可能で、とくにスタートアップ企業や中小企業のECサイトにとって、固定費がかからないことは大きなメリットです。
PayPalの決済手数料は、標準決済手数料から利用規模に応じて特別料率の適用が可能になります。まずはPayPalのアカウントスペシャリストに問い合わせをすることで、PayPal新規導入のサポートからPayPal特別料率の適用が実現可能かの可否について相談もできるため安心です。PayPal決済には、「売り手保護制度」が無料でついています。「売り手保護制度」とは、チャージバック被害を軽減するための制度です。チャージバックとは、誰かが盗んだクレジットカードの情報を使って商品を購入し、カードの持ち主が不正利用されたことをカード会社に知らせると、カード会社が販売店舗から強制的に代金を取り戻すことをいいます。売り手のチャージバック被害とは、カード会社は販売店舗から発送した商品を取り戻してくれるわけではないため、販売事業者は商品を無償で渡したうえに代金も手に入らないという事態になってしまうことです。PayPal決済の「売り手保護制度」により、オンライン取引における事業者のリスクを低減できます。カード情報はPayPal側で管理されるため、ショップ側で個人情報をもつ必要がないため、PayPalなら情報処理リスクも軽減可能です。
PayPalの導入のための申し込みはオンラインで完結し、個人でも法人でもPayPalを利用できます。EC-CUBEのプラグインのPayPal決済プラグインなら、ダウンロードした後にPayPalの設定画面から直接PayPalアカウント開設ができる仕組みになっており、わかりやすくスムーズで導入の際の障壁が低いです。

◎自由自在のカスタマイズで選ばれ続けるEC-CUBE
EC-CUBEは、2006年にリリースして以来、国産ECオープンソースのトップランナーとして確固たる地位を築いてきました。独立行政法人情報処理推進機構が実施した調査において、EC-CUBEが日本で一番選ばれているECオープンソースとして認定されています。ECマーケティング株式会社のネットショップ動向調査で、月商1000万円以上で利用されているカートシステムの利用数ではEC-CUBEが第1位です。EC-CUBEが単なる無料のツールではなく、本格的なビジネスに耐える強力なプラットフォームであることを証明しています。
自由度の高さが特徴のEC-CUBEは、無料で利用できる日本初のオープンソースECパッケージとして、自社のビジネスモデルや運営手法に沿ってデザインや機能を自由自在にカスタマイズ可能です。EC-CUBEなら決済画面やマイページといった重要なユーザーインターフェースを含む、サイト構成を思い通りに設計できます。ASP型のサービスでは実現できないさまざまな販売形態の実装が可能で、1,100以上のプラグインと多彩なデザインテンプレートを活用することで、開発者のアイデア次第で可能性は無限です。管理画面のカスタマイズや機能拡張により、運営の負荷軽減、ユーザーエクスペリエンスの改善、業務効率化を推進できます。
また、サイトの構築環境を外部ベンダーに依存しないため、蓄積されたECデータやソースコードは自社の所有物として活用可能です。購買データや顧客情報に基づくEC分析やマーケティング、基幹システムや実店舗との連携も可能で、顧客の流入から顧客生涯価値までを一貫して管理でき、オムニチャネルの展開を推進できます。サイト改善やリニューアル、システム刷新の足枷となるベンダーロックインのリスクもありません。一般的なASP型サービスでは、プラットフォーム提供者の方針変更や料金改定、サービス終了などのリスクに常に晒されますが、EC-CUBEではそのような心配は不要です。データシステムは自社管理下にあるため、長期的なビジネス戦略を安心して立てることができます。
EC-CUBEは、ECサイトの構築から日々の運用まで必要となるあらゆる機能を標準装備しています。350種類以上の拡張プラグインをEC-CUBEのオーナーズストアから追加することで、基本機能にはない多様な要件に対応可能です。ビジネスの成長に合わせて必要な情報の段階的な追加が実現できます。EC-CUBEは1,700社以上の契約パートナーとエンジニアやクリエイターの知見が集結する業界最大級のコミュニティによって支えられており、企業の規模や内容に関わらず、各社のEC事業戦略に適した委託先を取り入れることが可能です。

◎PayPalとEC-CUBEを連携するメリット
PayPalとEC-CUBEを連携させれば、PayPalの世界標準決済システムとEC-CUBEの高いカスタマイズ性を組み合わせて、高いセキュリティ性は保ちつつ、初期費用ゼロでECサイト運用ができます。
EC-CUBE自体が無料のオープンソースであり、PayPalもアカウント開設費などの初期費用や月額固定費が一切かからないため、PayPalとEC-CUBEの連携により、個人で小さくはじめたい方でも大企業と同等のPayPal決済インフラを手に入れることが可能です。PayPalは世界200以上の国と地域で利用可能で、100以上の通貨に対応しているため、海外展開を視野に入れたビジネス戦略を立てる際にも強力な武器となります。海外では知らないECサイトでも、PayPalが使えるというだけで安心して購入する海外ユーザーは少なくないです。PayPalの信頼性は、ブランド認知度が低い段階でのマーケット参入において、高い価値をもちます。PayPalとEC-CUBEを連携させれば、日本国内でビジネスをはじめた後に、将来的な海外展開にPayPal決済を通してスムーズに移行できる拡張性をもつことも可能です。
EC-CUBEの自由自在なカスタマイズ性は、PayPal決済との連携で大きな相乗効果を発揮します。とくに、ブランディングを重視する企業にとって、PayPalとEC-CUBEの連携はとても有効な手段であり、EC-CUBEなら決済画面を含む全てのデザインやユーザーインターフェースを自社のブランドイメージに合わせて細かく調整できるため、PayPalを導入してもデザインを損なうことなく、統一感のあるECサイトで顧客体験の提供が可能です。PayPal決済プラグインは、最もシンプルでモバイル端末でも操作が簡単なPayPalアカウントを使用した決済方法と、クレジットカード情報の入力のみで決済できる仕組みのクレジットカード決済の簡易版と、フル機能完備のクレジットカード決済との3つの決済方法に対応しています。ターゲットや顧客層、ビジネスモデルに応じて最適な組み合わせを選択できることが特徴です。
EC-CUBEは、アプリケーション・環境・人といった三位一体のセキュリティ支援という独自のセキュリティ対策を採用しており、セキュリティ専門企業であるEGセキュアソリューションズとのアドバイザリー契約や、定期的な脆弱性診断などを実施しています。EC-CUBEではカード決済時のセキュリティ強化といった継続的な機能改善も行われ、実際の運用レベルで安全性が保たれており安心です。クレジットカード情報の管理はPayPal決済側で行うため、ECサイト運営者は顧客の情報を自社のサーバーに保存・管理する必要がなく、ショップ側の情報漏洩リスクや、PCIDSS準拠などのカード情報管理に関する厳格なセキュリティ基準への対応負担が大幅に軽減されます。PayPalは、EMV3-Dセキュア対応により、不正利用のリスクも最小化されており、売り手保護制度もあるため、EC-CUBEの高いセキュリティ基盤のうえにPayPal決済を実装すれば、二重の安心を提供可能です。

◎まとめ
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