EC-CUBEコラム
無料ネットショップとEC-CUBEの違いを徹底比較!EC-CUBEが選ばれる理由
EC-CUBEとfutureshopは、どちらも国内で広く利用されているプラットフォームです。大きな違いとして、EC-CUBEはオープンソース型で、futureshopはSaaS型になります。この記事では、EC-CUBEとfutureshopの特徴を比較し、ニーズに合わせた最適な選び方をご紹介します。
◎20年以上の実績を誇るfutureshopとは
◎futureshopとEC-CUBEを徹底比較
◯導入のしやすさとコストの比較
futureshopは、SaaS型プラットフォームのため、事前準備が不要で導入後の修正も自動更新で簡単に行えます。futureshop導入の際のコストは、基本的なプランで最低22,000円が必要です。futureshopはこの初期費用とは別で、月額基本料金も数万円からかかります。futureshopの場合、はじめから必要な機能のあるプランを見極めておく必要があります。一方、EC-CUBEでは、ECサイト運営に必要な基本機能は無料で利用でき、ECサイトの構築に必要なソフトウェアを構成するソースコードも無料で公開しています。最小限のEC-CUBEの標準機能をダウンロードしてECサイトを構築しておけば、必要に合わせて後から機能を追加することができるため、EC-CUBEはfutureshopと比較してコストパフォーマンスに優れています。
◯SaaS型とオープンソース型の比較
futureshopはSaaS型で、EC-CUBEはオープンソース型のECサイト構築プラットフォームです。オープンソース型とは、ソースコードが無償で公開されているソフトウェアのことをいい、技術的な知識があれば自由に編集やカスタマイズすることが可能です。EC-CUBEはプラグインが豊富で、簡単に機能を拡張できるため、独自性のあるECサイトを構築したい企業に適しています。
◯カスタマイズ性の比較
futureshopでは「commerce creator」と呼ばれるCMS機能により、エンジニアでなくともドラッグ&ドロップで簡単に好みのデザインにカスタマイズが可能です。EC-CUBEでは、オリジナルのデザインプレートが70種類以上あり、プロが作成したデザインを短時間で導入できます。オーナーズストアでは、350種類以上の拡張プラグインが販売されています。EC-CUBEはレスポンシブデザインに対応しているため、さまざまな端末に合わせた表示ができます。スマートフォン専用のレイアウト設定も可能で、EC-CUBEはfutureshopと比較してカスタマイズの柔軟性に優れています。
◯商品管理の比較
futureshopは、会員と非会員で異なる価格やサイズ・色のバリエーションを表示させたり、在庫数や在庫切れの通知、販売期間の設定、送料など商品情報の項目を詳細に登録できます。商品ごとにHTMLタグを利用して、詳細な商品説明欄を設定することが可能です。EC-CUBEでは、商品に対してサイズ、色などの規格、詳細情報、複数の商品画像の登録、カテゴリー、タグ、キーワード検索項目をつけての管理などが可能です。商品詳細ページを表示するフリーエリアの編集、在庫情報登録、販売制限の機能も利用可能。商品一覧画面で公開・非公開・廃止・削除といった操作を一括で管理できます。商品・カテゴリデータのCSV出力や登録も可能です。
◯決済機能の比較
futureshopの決済機能は、クレジットカード決済、Amazon Pay、楽天ペイ、PayPay、Apple Pay、後払い決済(ペイディ)など、よく利用される各種決済サービスが利用可能です。一方、EC-CUBEの決済機能は、公式サービス「EC-CUBE Payment Plus」を導入することで利用できます。ビジネススタイルに合わせて、ビギナープラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3つから選択可能です。また、支払い方法は自由に追加・編集ができ、手数料の設定も柔軟に行えます。さらに、決済代行サービスを利用することで、futureshopと比較して多様な決済方法を選ぶことができます。
◯サポートとコミュニティの比較
futureshopには、各種専門家が在籍するサポートチームがあります。メールで問い合わせができるほか、オンラインでfutureshopのPDF版のマニュアルをいつでも見ることができます。平日限定で電話でのサポートを受けられるほか、オンラインで各種セミナーを視聴することも可能です。futureshopはオンラインコンサルティングを受けることもできます。これらのサポートは、月額のプラン内で提供が可能です。EC-CUBEには、開発者・制作会社・決済代行などの豊富な開発コミュニティが存在します。ユーザーマニュアルやよくある質問なら、EC-CUBEのウェブサイト上から一覧で確認できます。問い合わせ内容に応じて、各種お問い合わせフォームも用意されています。