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EC-CUBEコラム

無料ネットショップとEC-CUBEの違いを徹底比較!EC-CUBEが選ばれる理由

EC-CUBEとfutureshopは、どちらも国内で広く利用されているプラットフォームです。大きな違いとして、EC-CUBEはオープンソース型で、futureshopはSaaS型になります。この記事では、EC-CUBEとfutureshopの特徴を比較し、ニーズに合わせた最適な選び方をご紹介します。

 

◎20年以上の実績を誇るfutureshopとは

futureshopとは、株式会社フューチャーショップが提供する国産のSaaS型ECサイト構築プラットフォームです。株式会社フューチャーショップは、株式会社コマースOneホールディングスのグループ会社で、大阪に本社と東京に支社があります。2003年のサービス開始から20年以上が経過しており、豊富なECサポート実績とノウハウを持ちます。現在は2,900以上の店舗がfutureshopのECサイトを利用しており、6店舗中1店舗の割合で年商1億円を突破する店舗が出ています。
futureshopが採用するSaaS型とは、「Softwear as a Service」の略で、インターネットを通じてクラウド上で使用できるソフトウェアのことです。futureshopはデバイスを限定しないため、ウェブブラウザさえあれば、全国どこからでもPCだけでなく、スマホやタブレットからもfutureshopにアクセスが可能です。futureshopはインストールや設定の手間がなくすぐに利用開始できます。futureshopは年に数回自動でアップデートされるため、常に最新で安全な状態が保たれます。futureshopは、定額制を採用しているため、月額もしくは年額などの料金を支払うことで、futureshopのサービスを継続的に利用することができます。

 

オムニチャネルに対応していることもfutureshopの特徴です。オムニチャネルとは、買い物の利便性を高める仕組みのことをいいます。どこでも好きな方法で買い物ができ、欲しい商品が見つからない場合でも、ほかの方法を使用して注文できます。実店舗とECサイトの情報が連携されていると、ECサイトで在庫ありと表示されている商品が、実店舗と在庫情報をリアルタイムで共有しているため、実店舗での販売状況が反映されず、実際には品切れになっていたという事態を防ぐことができます。futureshopはCMSと呼ばれるコンテンツ管理機能によりカスタマイズ性も高いです。
 

20年以上の実績を誇るfutureshopとは

◎futureshopとEC-CUBEを徹底比較

ECサイトを構築するパッケージ製品は海外製であることが多いです。EC-CUBEとfutureshopは、どちらも日本製のECサイト構築プラットフォームのため、必要な情報を日本語ですぐに収集でき、どちらも使いやすさの点で優れています。
 
◯導入のしやすさとコストの比較

futureshopは、SaaS型プラットフォームのため、事前準備が不要で導入後の修正も自動更新で簡単に行えます。futureshop導入の際のコストは、基本的なプランで最低22,000円が必要です。futureshopはこの初期費用とは別で、月額基本料金も数万円からかかります。futureshopの場合、はじめから必要な機能のあるプランを見極めておく必要があります。一方、EC-CUBEでは、ECサイト運営に必要な基本機能は無料で利用でき、ECサイトの構築に必要なソフトウェアを構成するソースコードも無料で公開しています。最小限のEC-CUBEの標準機能をダウンロードしてECサイトを構築しておけば、必要に合わせて後から機能を追加することができるため、EC-CUBEはfutureshopと比較してコストパフォーマンスに優れています。

◯SaaS型とオープンソース型の比較

futureshopはSaaS型で、EC-CUBEはオープンソース型のECサイト構築プラットフォームです。オープンソース型とは、ソースコードが無償で公開されているソフトウェアのことをいい、技術的な知識があれば自由に編集やカスタマイズすることが可能です。EC-CUBEはプラグインが豊富で、簡単に機能を拡張できるため、独自性のあるECサイトを構築したい企業に適しています。

◯カスタマイズ性の比較

futureshopでは「commerce creator」と呼ばれるCMS機能により、エンジニアでなくともドラッグ&ドロップで簡単に好みのデザインにカスタマイズが可能です。EC-CUBEでは、オリジナルのデザインプレートが70種類以上あり、プロが作成したデザインを短時間で導入できます。オーナーズストアでは、350種類以上の拡張プラグインが販売されています。EC-CUBEはレスポンシブデザインに対応しているため、さまざまな端末に合わせた表示ができます。スマートフォン専用のレイアウト設定も可能で、EC-CUBEはfutureshopと比較してカスタマイズの柔軟性に優れています。

◯商品管理の比較

futureshopは、会員と非会員で異なる価格やサイズ・色のバリエーションを表示させたり、在庫数や在庫切れの通知、販売期間の設定、送料など商品情報の項目を詳細に登録できます。商品ごとにHTMLタグを利用して、詳細な商品説明欄を設定することが可能です。EC-CUBEでは、商品に対してサイズ、色などの規格、詳細情報、複数の商品画像の登録、カテゴリー、タグ、キーワード検索項目をつけての管理などが可能です。商品詳細ページを表示するフリーエリアの編集、在庫情報登録、販売制限の機能も利用可能。商品一覧画面で公開・非公開・廃止・削除といった操作を一括で管理できます。商品・カテゴリデータのCSV出力や登録も可能です。

◯決済機能の比較

futureshopの決済機能は、クレジットカード決済、Amazon Pay、楽天ペイ、PayPay、Apple Pay、後払い決済(ペイディ)など、よく利用される各種決済サービスが利用可能です。一方、EC-CUBEの決済機能は、公式サービス「EC-CUBE Payment Plus」を導入することで利用できます。ビジネススタイルに合わせて、ビギナープラン、スタンダードプラン、プレミアムプランの3つから選択可能です。また、支払い方法は自由に追加・編集ができ、手数料の設定も柔軟に行えます。さらに、決済代行サービスを利用することで、futureshopと比較して多様な決済方法を選ぶことができます。

◯サポートとコミュニティの比較

futureshopには、各種専門家が在籍するサポートチームがあります。メールで問い合わせができるほか、オンラインでfutureshopのPDF版のマニュアルをいつでも見ることができます。平日限定で電話でのサポートを受けられるほか、オンラインで各種セミナーを視聴することも可能です。futureshopはオンラインコンサルティングを受けることもできます。これらのサポートは、月額のプラン内で提供が可能です。EC-CUBEには、開発者・制作会社・決済代行などの豊富な開発コミュニティが存在します。ユーザーマニュアルやよくある質問なら、EC-CUBEのウェブサイト上から一覧で確認できます。問い合わせ内容に応じて、各種お問い合わせフォームも用意されています。

futureshopとEC-CUBEを徹底比較

◎ECサイト構築のプラットフォームはEC-CUBEが最適

EC-CUBEは、2006年にリリースをしたプラットフォームです。EC-CUBEを提供する株式会社イーシーキューブは大阪発のベンチャー企業グループであるイムグルムグループのグループ会社です。日本国内だけでも30,000店舗以上、180万ダウンロードを突破しています。イムグルムグループのマーケティング総合支援体制を活かしながら、一連のECビジネスの流れをワンストップで支援できる仕組みが整っています。
オープンソース型のプラットフォームであるEC-CUBEは、無料の標準機能でECサイトを立ち上げ、必要に応じて追加したい機能をカスタマイズできます。「まずはECサイトを立ち上げてみたい」方や「できるだけシンプルな機能だけでECサイトを構築したい」場合に最適で、futureshopと比較してコストパフォーマンスが高いといえます。また、システム販売業者に依存しないため、顧客の購買データや商品データを自社で直接管理することができます。購買データを受注管理機能で確認することで、顧客の思考や行動パターンを把握できるため、ターゲットマーケティングやオムニチャネル戦略が可能です。
カスタマイズ性の面では、豊富なテンプレートから用途に合わせたデザインを選択できます。プラグインも充実しているため、細かな要望に対応することが可能です。EC-CUBEのサポート面では、困ったことがあれば日本語で質問できるコミュニティが充実しています。EC-CUBEは多くの企業から指示されており、コストパフォーマンスの高いECサイト構築ツールとして最適です。
 

ECサイト構築のプラットフォームはEC-CUBEが最適

◎まとめ

futureshopは、SaaS型のプラットフォームとして、オムニチャネルに対応していることやデザインの自由度が特徴ですが、初期費用や月額料金が高額なため中小企業にとっては負担となる場合があります。EC-CUBEなら、初期費用を低く抑えられるためコストパフォーマンスやカスタマイズ性を重視する企業にとっては、futureshopに比べて最適なECサイト構築プラットフォームであるといえます。EC-CUBEを活用したECサイト構築なら、EC-CUBE認定パートナーであり、神奈川県内で最高ランクを誇る当社へお気軽にご相談ください。
 
無料ネットショップとEC-CUBEの違いを徹底比較!EC-CUBEが選ばれる理由