カスタマイズ性の高さで人気のEC-CUBEは、利用できる決済サービスが豊富であることも大きな魅力です。EC-CUBEを使ったECサイトでより大きな成果を生み出すためには、最適な決済サービスを選ぶことが大切です。この記事では、EC-CUBEで利用できる決済サービスの種類や特徴、EC-CUBEの決済サービスを選ぶ際のポイントをご紹介します。

 

EC-CUBEをはじめとするECサイト構築によって大きな成果を生み出すためには、決済サービスの種類や特徴を理解して最適な決済サービスを導入することが大切です。EC-CUBEは利用できる決済サービスの種類が多く、ニーズに合わせて選べます。決済方法にはオンライン決済とオフライン決済の2種類があります。

 

オンライン決済には、クレジットカードやバーコード決済、キャリア決済、電子マネー、Amazon Payなどがあります。オンライン決済はECサイトで多く利用されている決済方法で、ECサイトでの商品購入と合わせて決済を完了できるため、顧客とECサイト運営者の双方にとって手軽で利便性が高い決済方法です。とくにクレジットカードは、EC-CUBEをはじめとするECサイト上での購買時に最も選ばれることが多い決済手段です。オフライン決済には、コンビニ決済や代金引換、銀行振込、後払いなどがあります。なかでも、コンビニ決済と代金引換はECサイトでも選択されることが多い決済手段です。顧客のなかには、オンライン決済の手段を持っていない方や、オンライン決済におけるデータのやり取りに不安を感じている方もいます。こういった顧客のニーズに応えるためにも、オフライン決済も選択できるようにしておくことが大切です。なお、コンビニ決済は日本独自のサービスであり、海外製のECプラットフォームの場合は対応不可の場合もあるので注意しましょう。

 

EC-CUBEは、国産オープンソースであり日本の商習慣に合った機能が用意されているため、日本独自のコンビニ決済にも対応しています。より多くの決済手段に対応することで、ECサイトの利便性が高まることはもちろん販売機会を逃さず売上アップが期待できます。EC-CUBEは、豊富な決済サービスのなかからニーズに合わせて選択できます。EC-CUBEをはじめとするECサイトでは、顧客が自分に合った決済手段がないと感じた場合、購入をやめてしまうといわれています。こういったミスマッチで販売機会を失うことがないよう、できるだけ充実した決済サービスを導入し、販売機会を確保することが大切です。

 

EC-CUBEの決済サービスには、公式決済サービスと提携決済サービスがあります。EC-CUBEの公式決済サービスであるEC-CUBEペイメントプラスは、豊富な決済手段から自由に選ぶことができ、クレジットカード、コンビニ、電子マネー、バーコード決済やキャリア決済といった16種類の決済手段をカバーしています。EC-CUBEペイメントプラスは、EC-CUBEの公式決済サービスであるため、EC-CUBEのアップデートへの対応も安心です。また、EC-CUBEペイメントプラスは国際規格のPCIDSS Ver3.2に完全準拠したセキュリティを担保していることも特徴です。EC-CUBEは、提携決済サービスも充実しています。20社以上のプラグインが用意されているため、ニーズに合わせて選択できます。

 

EC-CUBEには利用できる決済サービスが豊富にあります。そのなかから最適な決済サービスを選ぶためには、いくつかのポイントがあります。

 

〇初期費用とランニングコストを比較する

EC-CUBEの決済サービスを選ぶ際は、初期費用とランニングコストを比較検討することが重要です。決済サービスによっては、初期費用は安く設定されているものの月額費用や売上手数料が高いといった場合もあるため、初期費用とランニングコストの両方をよく確認しましょう。とくに、売上額によって金額が変動する売上手数料の契約内容や、月額料金プランの契約条件に売上額に関する条件が含まれているかどうかといった点も考慮が必要です。EC-CUBEを使ったECサイトにおけるビジネス展開や将来の予測を明確にしておき、数年先までの売上見通しを含めたコストシミュレーションを行っておくことが大切です。

 

コストシミュレーションの結果を踏まえて、初期費用とランニングコストとのバランスを見ながら最適なEC-CUBEの決済サービスを選択しましょう。また、ビジネスの拡大などによって、将来的に決済サービスの契約プランを変更する必要が生じる可能性もあります。そういった場合でもプランを柔軟に変更可能か、変更後の料金設定は妥当か、といった観点も重視しましょう。

 

 

〇商材や顧客特性に合った決済サービスを選ぶ

ECサイトで扱う商材や顧客特性などの特徴に合ったEC-CUBE決済サービスを選ぶことも大切です。EC-CUBEで構築したECサイトでどういった商品を販売し、どういった顧客をターゲットにしているかによって、最適な決済手段は異なります。クレジットカードは、利用しているユーザーが多く利便性が高いため、幅広い商品や販売形態との相性が良い決済手段です。クレジットカードは、ECサイト運営側にとっても未払いのリスクが低く、安心して利用できます。業種を問わず、クレジットカード決済は最優先で対応しておくべき決済手段といえるでしょう。

 

EC-CUBEを使って定期販売を扱うECサイトを運営する場合、代金の決済も定期的に発生することになります。そのため、定期販売では顧客とECサイト運営側の双方にとって手間が少なく確実に決済が行える決済手段を選ぶことがポイントです。定期販売の場合は、電子マネーや代金引換などではなく、未払いのリスクが少ないクレジットカードを選択しましょう。EC-CUBEを使ったECサイトでBtoBのビジネスを展開する場合は、BtoCの場合とは決済方法についての考え方が異なってきます。

 

BtoBの場合は、請求書の発行を伴う後払いの決済手段を利用するケースが多いです。そのため、BtoB向けの商品やサービスを扱っている場合には、後払いに対応している決済サービスを選びましょう。なお、後払い方式は、BtoC向けのECサイトでも近年利用が増えてきています。後払い方式ではクレジットカードを持っていなくてもECサイトで買い物ができることから、若い世代の利用が多いです。商品を受け取ってから支払いを行えば良いため、顧客にとっては安心感と利便性が高い決済方法ですが、ECサイト運営側にとってはリスクもあります。BtoCのビジネスにおける後払い方式では、顧客の支払い忘れや故意に支払いを行わないなど代金が回収できないケースも見受けられるため、注意が必要です。

 

〇信頼性やサポート力が優れた決済サービスを選ぶ

EC-CUBEの決済サービスを選ぶ際は、信頼性やサポート力を重視することもポイントです。導入実績や、問合せを行う場合の窓口や問合せ手段、利用者のレビューなども確認してみましょう。顧客との間で決済に関するトラブルがあった場合に、返金対応などをスムーズに行えるか、入金状況を迅速に確認できるか、といった観点も確認が必要です。EC-CUBEのアップデート対応などのサポートがあるかどうかも重要なため、EC-CUBEの決済サービスを選ぶ際は、EC-CUBE公式決済サービスまたはEC-CUBE提携決済サービスのなかから選ぶことを前提にしましょう。

 

セキュリティ対策が徹底されているかどうかも、EC-CUBEの決済サービスを選ぶポイントのひとつです。データの暗号化や適切な認証技術を導入しているか、定期的なセキュリティアップデートや監視が行われているか、といった決済サービスのセキュリティ対策方針をよく確認しましょう。セキュリティ対策に不備がある決済サービスを選んでしまうと、顧客の個人情報や決済関連情報が流出するなどの問題が発生する可能性があります。こういった問題が発生すると、たとえ決済サービス側の不備であったとしても、ECサイトのブランドイメージ悪化や信頼を失う事態を招きます。信頼性の高い決済サービスを選ぶことで、EC-CUBEを使ったECサイトにおけるビジネスの安定や信頼を築くことにもつながるのです。

 

 

カスタマイズ性が高くオリジナリティあるECサイトを構築できるEC-CUBEは、利用できる決済サービスの種類が多いことも大きな魅力のひとつです。EC-CUBEでは豊富な決済サービスのなかからニーズに合った決済サービスを選択し、決済機能を柔軟にカスタマイズできます。EC-CUBEで最適な決済サービスを導入することで、利便性が高まり、販売機会を逃さずに顧客満足度アップや売上アップにつながるのです。

 

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EC-CUBEは利用できる決済サービスが豊富にあります。充実した決済サービスのなかから、ニーズに合った最適な決済サービスを選びましょう。EC-CUBEの決済サービスを選ぶ際は、商材や顧客特性を踏まえ安心できる決済サービスかどうかを確認し、コストシミュレーションも行っておくことがポイントです。EC-CUBEを使ったECサイト構築のご相談は、神奈川県最高ランクのゴールドランクのEC-CUBEインテグレートパートナーである当社までお問合せください。