EC-CUBEコラム
集客を伸ばせるECサイト構築はSEOに強いEC-CUBE
ECサイトを立ち上げれば、何もしなくても商品が売れるというわけではありません。実店舗と同様にECサイトでも、訪問してくれるユーザーを増やす必要があります。SEO対策は、ECサイトで集客するための施策のひとつです。この記事では、SEO対策の集客効果や、SEO対策に強いECプラットフォームのEC-CUBEをご紹介します。
◎さまざまな要因で決まるWebパフォーマンス
ECサイトの訪問者を増やすための集客にはさまざまな方法がありますが、SEO対策は、インターネット検索から自社ECサイトを訪問するユーザーを増やすための施策です。
多くのユーザーはGoogleやYahoo!などの検索機能を利用して商品やサービスを探しています。自分に合った商品やサービスにたどりつくために「バイク パーツ」「子ども オリジナルグッズ」といったキーワード検索を行うのです。検索した際、多くのユーザーは検索結果で上の方に表示されるサイトを多く閲覧するため、自社ECサイトが上位表示されないと、ユーザーの目に留まりにくくなってしまいます。SEO対策は、キーワード検索をした際に、自社ECサイトが上位表示されるようにする施策です。
ECサイトが上位表示されると多くのユーザーの目に留まりやすくなるため、集客アップや売上アップが期待できます。キーワード検索で商品を探すユーザーは購入意欲が高いため、購入率も高いといわれています。このような理由から、SEO対策はECサイトの集客に必須の施策といえます。
◎検索エンジンにおけるSEO対策の仕組み
SEO対策を行うには、その方法を知る前に検索結果でECサイトが表示される仕組みを知っておく必要があります。検索結果の表示順位を決めているのは、検索エンジンと呼ばれるシステムです。検索エンジンが、ユーザーが調べているキーワードに適したWebサイトやECサイトを探し出して表示しています。
ECサイトを評価して表示順位を決める基準は、Googleのアルゴリズムの判定基準によります。Yahoo!もGoogleのシステムを利用しているため、Googleの検索エンジンへの対策を行えば、多くのキーワード検索に対応することが可能です。
しかし、ただECサイトを立ち上げれば、自動的に検索エンジンの評価されるわけではありません。まずは、検索エンジンにECサイトを認識してもらいデータベースに登録してもらう必要があります。該当のECサイトをシステムが解析し認識できるようした上で、ECサイトの評価を上げるための対策を行うことがSEO対策の基本となります。
◎ECサイトでSEO対策をする効果
SEO対策にはさまざまな方法がありますが、検索エンジンのアルゴリズムは検索キーワード対して、ユーザーにとって有益な適切なECサイトを検索結果として表示するのを目的に、ECサイトを評価しています。そのため、ECサイトにユーザーのニーズを満たす有益な情報を掲載することは、システムからの評価を上げる有効な方法となります。ECサイトをアルゴリズムが正しく認識できるように、読み取りやすいECサイトにする必要があります。
SEO対策の具体的な方法のひとつは、内部対策といわれる方法です。検索エンジンは、ユーザーが閲覧するECサイト上の情報を見て内容を認識するわけではありません。ECサイトなどのWebサイトは、プログラミング言語で記述するソースコードによって構築されているため、検索エンジンがECサイトの内容を解析する際に見ているのもソースコードです。そのため、ECサイト内部のソースコードにSEO対策を行う必要があります。ひとつの例としてタグ付けと呼ばれる対策方法がありますが、これはタイトルや説明文、各ページなどにシステムが認識しやすいようタグと呼ばれる印を付ける方法です。このようにソースコードを整理したり印をつけたりして、ECサイトの内容をシステムが解析しやすく対策することで、システムに正しく認識してもらえるという効果があります。
キーワード選定やキーワードをECサイトに挿入するのも、SEO対策のひとつです。ユーザーが商品やサービスを検索する際、見つけたい情報にヒットしそうなキーワードを用います。どのようなキーワードから自社ECサイトの商品やサービスへ流入できるのか、検索されているキーワードを調査することが大切なのです。多くのユーザーが流入しそうな頻繁に検索されているキーワードだけでなく、細かいニーズを持つユーザーが検索しそうないくつかの単語を組み合わせたキーワードを選定します。選定したキーワードをタイトルや説明文に入れたりECサイト内で用いることによって、検索キーワードに適したECサイトとシステムに認識されやすくなります。
コンテンツSEOも有効な方法です。検索エンジンは、ユーザーにとって有益な情報を提供しているコンテンツを評価のポイントにしています。そのためECサイトであっても、商品ページだけでなく情報を掲載するコンテンツを用いることによって、SEO対策を行います。自社の商品やサービスのターゲットとなるユーザーが持っている悩みを解決する方法や疑問に答えるブログやコラムなど、有益なコンテンツを定期的に掲載することで、検索エンジンからの評価を上げることができます。さらにコンテンツを作る際は選定したキーワードを意識して、キーワードとの関連が高い情報を構築することで、検索キーワードに適しているコンテンツと認識されやすくなります。
◎ECサイト構築はSEOに強いEC-CUBE
ECサイト構築について検討する際、商品やサービスを魅力的に紹介するデザイン、機能面での使いやすさや有用な内容など、思い通りのデザインや機能を実現できるどうかも、重要なポイントとなります。ECサイトを立ち上げたあと運用を視野に入れ、集客に強いECサイトを構築する必要があることも頭に入れておかなければなりません。
ECサイトの立ち上げでは、ゼロから開発を行う場合以外はECサイト構築用のプラットフォームを選択しますが、自社での構築が難しい場合は構築できる制作会社を選ぶ必要があります。EC構築用のプラットフォームには、国内発から海外発までさまざまなプラットフォームがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。要望しているデザインや機能が実装可能なものや、SEO対策が可能なサービスを選択することが求められます。制作会社に依頼する際は、構築だけではなくSEO対策などの集客まで対応できる会社に依頼すれば、集客に強いECサイト構築が可能です。
オリジナル性の高いECサイトが構築できSEO対策にも強く、国内のネットショップで1番選ばれているECプラットフォームは、EC-CUBEです。EC-CUBEは、日本発のEC構築に特化したオープンソースです。EC-CUBEには、オリジナルデザインや販売形態に応じた機能の実装などカスタマイズの自由度が高く、要望に合わせた自社ECサイトを構築しやすいという特徴があります。EC-CUBEは、SEO対策など集客にも強いプラットフォームです。EC-CUBE以外のASPカートなどのプラットフォームには、制限が多く自由にカスタマイズできないサービスも多く、SEO対策に必要なタグの設定やコンテンツの追加などができない場合があります。EC-CUBEは、オープンソースというECサイトを構築するためのソースコードが公開されているプラットフォームです。公開されているEC-CUBEのソースコードは無料でダウンロードでき、自由に改変することが可能なため、SEO対策用のタグ付けなどもEC-CUBEで行うことが可能です。EC-CUBEは、プラグインという簡単に追加できる拡張機能が豊富にあるため、EC-CUBEのプラグインを利用してSEO対策や集客に効果的な機能をECサイトに実装できます。
ECサイト構築では、海外発のサービスも広く利用されていますが、EC-CUBEは日本発のサービスなので日本語にも対応しており、構築や運用の際に使用する管理画面も日本人が使いやすい仕様になっています。EC-CUBEを利用している国内のECサイトが多いため、構築事例やカスタマイズできる機能などの情報も見つけやすいです。EC-CUBEの構築事例から、自社と同様の商材を扱っていたり販売形態をとっていたりする事例を参考できます。
EC-CUBEでECサイト構築を行っている制作会社は多くあります。YTC・PLUSでは、EC-CUBEを利用したECサイト構築を承っており、EC-CUBEの機能カスタマイズやオリジナルデザインでの構築を行っています。EC-CUBEの基本機能には、SEO対策に効果的なコンテンツを投稿する機能が付いていませんが、YTC・PLUSオリジナルのコンテンツ更新ツールをEC-CUBEに実装できるので、EC-CUBEでもコンテンツを活用したSEO対策を行うことが可能です。
◎まとめ
SEO対策は、検索エンジンにECサイトを正しく評価してもらい、キーワード検索で自社ECサイトを上位表示させるための施策です。ユーザーの目に留まりやすくすることで、ECサイトへの訪問者を増やします。EC-CUBEは、ソースコードを使って自由にカスタマイズできる、SEO対策にも強いECプラットフォームです。EC-CUBEでのECサイト構築に関するご相談は、当社までお気軽にお問い合わせください。