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EC売上アップ術

◎第35回 【Twitter編】ECサイト担当者のための使えるSNS運用術!

短い文章で誰でも気軽に投稿できるTwitterは、ユーザーからユーザーへ投稿が拡散しやすのが特徴のSNSです。この記事では、ECサイト運営に役立つTwitter運用術をご紹介します。
◎ECサイト運営にTwitterを取り入れるメリット
ECサイト事業者がTwitterを運用するメリットは何と言っても拡散力の強さにあります。Twitterでは、ツイートという140文字以内の投稿を行います。リツイートと呼ばれるシェア機能があり、ほかの人に見てもらいたいツイートにタップやクリックするだけで、簡単にツイートを拡散するこができます。
 
手軽にツイートを拡散できるため、ほかのSNSと比べると多くのユーザーの目に触れる機会を得られます。ECサイトの認知度を高めるためには最適なSNSと言えるでしょう。また情報に即時性があり、リアルタイムで発信できるのもメリットです。商品の入荷情報やECサイトのメンテナンス情報など即時性のある情報をいちはやく伝える手段として役立ちます。

ECサイト運営にTwitterを取り入れるメリット
◎ECサイトを運営する上でのTwitterの活用ポイント
〇ツイートを作り込む
Twitter運用で大切なのは、ツイートが拡散されることによりECサイトの認知度を高めつつ、最終的にECサイトへ送客する流れをつくることです。ほかのユーザーのツイートとも相まって、タイムラインの流れが速いのがTwitterの特徴です。キャンペーンやセール情報など期間が決まっているような即時性のあるコンテンツを投稿するのに相性が良いSNSと言えます。
 
Twitterは画像や動画も添付できますが、文章が主体のSNSです。140文字という、ほかのSNSと比べても圧倒的に少ない字数制限が特徴です。そのため文章は簡潔で読みやすくまとめるのがポイントになります。投稿は画像も添付することでユーザーの反応率が上がるので、積極的にECサイト内で販売を促進したい商品やサービスの画像も加えましょう。
 
その際に注意しておきたいのが、最適な形で画像を表示することですTwitterにはスマホアプリとウェブラウザによって画像の見え方が異なります。どちらの媒体でも画像全体を綺麗に表示させるには、横長の画像では4:3、3:2、16:9、2:1のアスペクト比が最適です。一方、縦長の画像では3:4のアスペクト比が最適となっています。横長、縦長いずれも横のサイズを1,200ピクセル以上に設定した解像度にすると、ユーザーが画像を拡大しても綺麗に表示されます。アスペクト比を意識しながら目の留まる画像設定を心掛けましょう。
ECサイトを運営する上でのTwitterの活用ポイント
 
〇検索されやすさを意識する
ユーザーは今起こっていることを投稿しているとともに、リアルタイムで起こっていることを検索して情報収集をしているので、検索に引っ掛かりやすいツイート作りを意識するとよいでしょう。そのため、ボリューム層が多いハッシュタグをツイートに加えるのが有効です。
 
トレンド入りしている言葉を自社ECサイトの商品やサービスと絡めてハッシュタグにします。また、ECサイト内の商品やサービス名のハッシュタグをつけます。これにより興味を持ったユーザーはハッシュタグをタップないしクリックすることで一連の呟きを見ることができます。既にECサイトで購入した商品やサービスを気に入ったユーザーがハッシュタグを使ってくれる可能性もあるので、UGCを獲得できる機会となります。
 
UGCとはUser Generated Contentsの頭文字を取ったもので、ユーザーが作り出したコンテンツ、いわばユーザーのリアルな声を指します。ユーザーは商品を購入する際、これらのUGCを参考にしているため、ECサイト運営者にとっていかにUGCを集められるかが重要です。拡散を促しECサイトへ送客するためのツイート構成を考える必要があります。
 
Twitterでは、サイト内で検索できる機能があるのですが、現在のアルゴリズムの仕様上、URLつきのツイートは検索の評価されづらい傾向にあります。いくらトレンドの検索ワードを取り入れたとしても、検索に出なければ意味がありません。まずは拡散目的のURLなしのツイートをしてから、その投稿に返信する形でURLつきのツイートを行いましょう。こうすることで、ユーザーのタイムラインにはURLなしのツイートとURL有りのツイートが数珠つながりのように表示され、2つのツイートを同時に閲覧することができます。
 
目的別にアカウントを分けるのも有効な手段のひとつです。ECサイトのアカウントをフォローしているユーザーとひと口に言っても、欲しい情報が同じとは限りません。例えば、最新情報発信用とカスタマーサポート用にアカウントをわけることで情報の混在を防ぎ、かつターゲットにしているユーザーに情報を届けることができます。ECサイトを運営する上でのTwitterの活用ポイント
 
〇ユーザーの呟きを積極的に活用する
Twitterは匿名性が高いからこそ、忖度なしの本音を投稿するユーザーが多い特徴があります。具体的にはユーザーのツイートやリプライをリツイートします。また自社ECサイトの製品やサービスを検索し、ツイートにいいねを付けたりやコメントをしたりしましょう。
 
対面でコミュニケーションを取ることのないECサイトの企業からいいねやコメントが来るのは、ユーザーからすると好感が持てます。Twitterは会話が生まれる場所でもあるので、こうしたコミュニケーションをECサイト事業者側から積極的に取ることが認知拡大、ファン獲得に繋がっていきます。
ECサイトを運営する上でのTwitterの活用ポイント
◎まとめ
今回はECサイトを運用するにあたり効果的なTwitterの運用術を紹介しました。Twitterを賢く活用してECサイトの売上を向上させましょう!
 
◎第35回 【Twitter編】ECサイト担当者のための使えるSNS運用術!