EC売上アップ術
◎第22回 ECサイトの売上を伸ばす8つのSNS活用方法②
近年では、ECサイトの売上・集客アップにSNSを活用するのが一般的となっていますが、SNSマーケティングで成功を納めるのは決して簡単なことではありません。
ECサイトの売上を伸ばすためには、まず各SNSの特徴と正しい活用方法を知ることが必要です。
前編では、3大SNSと言われるLINE・Twitter・Facebookの活用方法についてご紹介しました。
中編となる今回は、動画や写真をメインコンテンツとして扱う3つのSNSの活用方法についてご紹介します。
ECサイトの売上を伸ばすためには、まず各SNSの特徴と正しい活用方法を知ることが必要です。
前編では、3大SNSと言われるLINE・Twitter・Facebookの活用方法についてご紹介しました。
中編となる今回は、動画や写真をメインコンテンツとして扱う3つのSNSの活用方法についてご紹介します。
◎Instagramを活用したSNS施策
Instagramは、写真・動画の投稿をメインとするSNSです。
最近では動画投稿が増加傾向にあり、投稿から24時間しか見られない「ストーリーズ」、ライブ配信が行える「インスタライブ」、最長60分の長尺動画を共有できる「IGTV」、15~30秒程度の短尺動画を共有できる「リール機能」など、Z世代・ミレニアル世代に刺さる機能が充実しています。
最近では動画投稿が増加傾向にあり、投稿から24時間しか見られない「ストーリーズ」、ライブ配信が行える「インスタライブ」、最長60分の長尺動画を共有できる「IGTV」、15~30秒程度の短尺動画を共有できる「リール機能」など、Z世代・ミレニアル世代に刺さる機能が充実しています。
ECサイト向けの機能としては、投稿画面から商品をそのまま購入できる「ショップナウ(ショッピング機能)」が代表的です。
これまで、ユーザーはInstagramで見つけた商品をGoogle検索で探し直したり、プロフィール画面のURLから商品ページへアクセスしたりしなくてはなりませんでしたが、この機能の実装によって、商品にたどり着くまでのプロセスを短縮し、ユーザーの関心を失う前に商品の購入へつなげることができるようになりました。Instagramのショッピング機能はひとつの投稿に複数のショップタグ(バッグアイコン)をつけることができるため、インテリア用品やファッションを取り扱う企業にとってはとくに相性抜群のSNSです。
インテリアやファッションコーディネートの実例写真を投稿すれば、複数の商品を一気に売り出すことができる上、利用シーンがイメージしやすくなり、ユーザーに興味を持ってもらうことが期待できます。
また、いわゆるインスタ映えするような写真を使ってショッピング機能を活用することで、ECサイトの売上・集客アップを図ることはもちろん、企業のブランディングにも役立つでしょう。
加えて、InstagramはほかのSNSに比べて「ハッシュタグ機能」を活用するユーザーが多いことも大きな特徴です。
これまで、ユーザーはInstagramで見つけた商品をGoogle検索で探し直したり、プロフィール画面のURLから商品ページへアクセスしたりしなくてはなりませんでしたが、この機能の実装によって、商品にたどり着くまでのプロセスを短縮し、ユーザーの関心を失う前に商品の購入へつなげることができるようになりました。Instagramのショッピング機能はひとつの投稿に複数のショップタグ(バッグアイコン)をつけることができるため、インテリア用品やファッションを取り扱う企業にとってはとくに相性抜群のSNSです。
インテリアやファッションコーディネートの実例写真を投稿すれば、複数の商品を一気に売り出すことができる上、利用シーンがイメージしやすくなり、ユーザーに興味を持ってもらうことが期待できます。
また、いわゆるインスタ映えするような写真を使ってショッピング機能を活用することで、ECサイトの売上・集客アップを図ることはもちろん、企業のブランディングにも役立つでしょう。
加えて、InstagramはほかのSNSに比べて「ハッシュタグ機能」を活用するユーザーが多いことも大きな特徴です。
最近では情報収集のツールとしてInstagramを活用する人も増えているため、商品に関連するハッシュタグを設定しておけば、より多くのユーザーに自社の投稿を見てもらうことができます。
ECサイトの売上・集客アップにもつながるので、最低でも企業のブランド名や商品名のハッシュタグだけは必ずつけるようにしましょう。
ECサイトの売上・集客アップにもつながるので、最低でも企業のブランド名や商品名のハッシュタグだけは必ずつけるようにしましょう。
◎Youtubeを活用したSNS施策
Youtubeは、世界で最も親しまれている動画投稿型のSNSで、日本国内においても幅広い年齢層に利用されています。
世界最大の検索エンジンであるGoogle傘下のSNSで、ビッグデータを使った精度の高い広告を配信できるのが大きな特徴です。
世界最大の検索エンジンであるGoogle傘下のSNSで、ビッグデータを使った精度の高い広告を配信できるのが大きな特徴です。
ただ、Youtube広告はオークション形式が基本で、希望の広告枠はそれなりの費用が発生してしまうため、近年では動画広告の出稿・運用だけではなく、自社チャンネルを開設して継続的に商品やサービスのPR動画を投稿するSNS施策を行う企業も増えてきています。
動画はテキストや画像に比べて伝えられる情報量が多く、自社の商品やサービスをより詳しくアピールできるところが何よりの魅力です。
動画はテキストや画像に比べて伝えられる情報量が多く、自社の商品やサービスをより詳しくアピールできるところが何よりの魅力です。
本来ならYoutube広告と動画コンテンツの投稿を組み合わせるSNS施策が最も有効ですが、エンタメ要素を交えつつ、消費者のニーズを換気するような動画を作り上げれば、Youtube広告を使わずともECサイトへの集客につなげることができるでしょう。
また、Youtubeにはライブ配信機能も備わっているため、ライブコマースとして活用するのもおすすめです。
リアルタイムでユーザーとコミュニケーションをとれるだけでなく、ECサイトへ誘導するリンクも記載できるため、テレビショッピングのような配信を行うことで視聴者の購買意欲を高めてECサイトの売上・集客アップを図ること期待できます。
人気Youtuberなどのインフルエンサーをキャスティングした配信を行えば、さらなる商品の認知拡大やECサイトの集客アップも見込めるでしょう。
リアルタイムでユーザーとコミュニケーションをとれるだけでなく、ECサイトへ誘導するリンクも記載できるため、テレビショッピングのような配信を行うことで視聴者の購買意欲を高めてECサイトの売上・集客アップを図ること期待できます。
人気Youtuberなどのインフルエンサーをキャスティングした配信を行えば、さらなる商品の認知拡大やECサイトの集客アップも見込めるでしょう。
◎TikTokを活用したSNS施策
TikTokは、15秒から1分ほどの短尺動画を共有する中国発のSNSで、日本国内では2017年よりサービスが開始されました。
利用者は10~20代、とくに中高生が多く、若者に訴求しやすいSNSとして注目を集めています。スマホアプリや番組の宣伝など、若者が好むコンテンツの認知拡大を図るには非常に効果的なSNSといえるでしょう。
利用者は10~20代、とくに中高生が多く、若者に訴求しやすいSNSとして注目を集めています。スマホアプリや番組の宣伝など、若者が好むコンテンツの認知拡大を図るには非常に効果的なSNSといえるでしょう。
現在は、プロモーションやキャンペーンによる自社宣伝が主なSNS施策となっていますが、2020年に大手ECサイト「shopify」と提携したことから、今後はTikTokもECサイトへ誘導、商品販売を行うことができるようになるのではと注目されています。
EC機能が実装された場合、投稿動画に表示されたリンクから商品が直接購入できるようになるため、Instagramのように消費者が興味・関心を失くす前に、商品購買につなげることができるようになるでしょう。
EC機能が実装された場合、投稿動画に表示されたリンクから商品が直接購入できるようになるため、Instagramのように消費者が興味・関心を失くす前に、商品購買につなげることができるようになるでしょう。
◎まとめ
ECサイトの売り上げを伸ばすSNSの活用方法について、今回はInstagram・Youtube・TikTokと3つのSNSに焦点を当ててご紹介しました。
今回ご紹介したSNSは、「ECサイトの売上を伸ばす8つのSNS活用方法①」でご紹介したLINEやTwitterと異なり、キャンペーン告知やクーポン配布よりも、画像や画像のクオリティ、エンターテインメント性で消費者のニーズを喚起することがポイントとなります。
ECサイトで取り扱う商品やサービスがどんなターゲットに向けられたものなのか明確化し、適したSNSを活用して施策を行っていきましょう。
次回の後半では、今後利用者がさらに急増するのではと注目される2つのSNSの活用方法についてご紹介します。
次回の後半では、今後利用者がさらに急増するのではと注目される2つのSNSの活用方法についてご紹介します。