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EC売上アップ術

◎第12回 Amazonで売るならランクを上げよう

世界最大級のEC市場であるAmazonは、競合も多いですが膨大なユーザーを抱えているショッピングモール型ECサイトです。
自社のECサイトに加え、売上アップを狙ってAmazonに参入したのは良いが、なかなかアクセスが伸びない、売上アップにつながらないと悩んでいる事業者も多いのではないでしょうか。今回は、Amazonでランクを上げてEC売上アップにつなげるポイントをご紹介します。
◎ランクの種類
Amazonのランクとは、カテゴリーごとに一定期間の売上データを集計したランキングのことを指し、全部で5種類あります。

売れ筋ランキングは販売データを反映した人気商品のランキング、新着ランキングは予約・新着商品の販売予測データを反映したランキングで、この2つは1時間ごとに更新されます。
1日ごとに更新されるランキングには、ギフト設定を利用した注文データを元に作成される人気ギフトランキング、過去1日で売上が伸びた人気度ランキングと、最も多くほしい物リストに追加された商品を示すほしい物ランキングがあります。

決まった時間内にEC売上が増加すると上位に上がり、EC売上が減少すると下がる仕組みとなっています。売上を用いたランキングは、あらゆるECサービスにある一般的で重要な機能のひとつです。
一方で、ほしい物ランキングや人気ギフトランキングは、ほかのECサービスでは見受けられない項目です。ユーザーがこれらのランクを参考に購買へ至るケースも多いため、それぞれのランクがどのようなものかを覚えておきましょう。
ランクの種類
◎ランクを上げるメリット
ランクを上げると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
まず考えられる最大のメリットは、Amazon内の流入経路と表示機会が増えてユーザーの目に留まりやすくなり、EC売上アップの期待値が上昇することです。

Amazonは、国内外問わずEC市場において最も多いユーザー数を誇る最大規模のマーケットです。そのため、販売機会の大幅な増加が期待できますが、その分数多くのライバル商品や競合他社が存在しているため、自社商品が埋もれてしまっては、販売機会の損失が免れません。
しかし、ランクを上げることによって自社商品がランキングに掲載されれば、インプレッション数や販売機会の増加が見込めるので、それによって認知度アップが期待できます。
実店舗に例えれば、顧客が良く通る陳列棚に自社商品が置かれているようなイメージです。これらは総じて売上アップへ直結する要因であり、Amazonの誇るユーザー数と絡み合うことで絶大な効果を発揮します。

ほかのチャネルで販売するときもAmazonのランキングの実績は強みとして活用できます。例えばコスメや食品などでは「アマゾン○○部門で売れ筋ランキング1位を獲得」というコピーで実店舗やウェブサイトで紹介している商品があります。
Amazon以外のECサイトで販売する際もランク獲得の実績は商品の魅力を高め、売上アップにつながる可能性があります。

ランクを上げるメリット
◎ランクを上げるポイント
それではランクをアップするにはどうすれば良いのでしょうか。
まず単位時間あたりの売上をアップする施策では、ランキングは1時間、1日といった一定時間あたりの結果で更新されるため、アフェリエイト広告、Amazonアソシエイトの利用、既存顧客へのメール配信などが有効です。
またランクはカテゴリーとサブカテゴリー内でのランキングなので、同じカテゴリーの他の商品より魅力的であることを伝えましょう。
また、ランクを上げるためには好循環を作ることも大切です。ランクの結果には、クリック数やコンバージョン率、ページ滞在時間などが影響していると言われています。これらは適切なユーザー目線の商品説明と鮮明で見やすい画像の充実で正しい情報を伝えること、ユーザーの口コミ件数や評価内容を高めることなど、基本的な対策が必要です。
またAmazon内のSEO対策やキーワードを最適化するなど、ランク以外の表示機会を増やす施策も有効です。これらは一朝一夕で成果が出づらいときがあるものの、Amazon自体が顧客満足度を重視した価値観のECモールであることを考えれば、ユーザーに正しくわかりやすい情報発信をして顧客満足度を高めるためのひとつひとつの行動が、結果的にはAmazon内での長期的な好評価や売上アップにつながります。
ランクを上げるポイント
◎まとめ
Amazonは競合他社も多いモールですが、多くの顧客にリーチして売上アップを見込めるECサイトのひとつです。
Amazonはユーザーの閲覧や購買の履歴から、顧客の好みに合った商品を表示して売上アップにつなげることが得意です。ランクはAmazon内の競合と比べた相対的な指標なので、最初のうちは売上アップのコツを掴むのは大変かもしれませんが、商品の評価や販売活動はECサイトの資産となって結果に結びつくので、売上アップを目指して取り組んでみてください。
◎第12回 Amazonで売るならランクを上げよう