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EC売上アップ術

◎第3回 Web広告の賢い選び方

Web広告を選ぶポイントは、目的とターゲティングを明確にするということです。

まずWeb広告を出稿する目的を決めましょう。
「ECサイトの認知を広げたい」「商品の販売に直結する人へアプローチしたい」といった目的を定めるなら、目的に合ったWeb広告を出稿することが可能になります。

またECサイトで販売している商品が、どのような顧客向けの商品なのか分析し、広告を出稿する際のターゲティングを明確にすることも大切です。
商品を購入する顧客の年齢層や性別、どのような興味関心がある人向けなのか明確にし、ターゲティングを詳細に決めましょう。

このように、Web広告を出稿する目的とターゲティングを明確にすることにより、集客につながるWeb広告を出稿し、ECサイトの売上をアップさせることが可能になるのです。



◇リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!で検索した時に検索画面上部に表示される広告のことです。
リスティング広告 検索連動型広告と呼ばれており、ユーザーが検索したキーワードに関連する広告が表示される仕組みとなっています。 ECサイトで販売している商品の特徴や購入する人が解決したい悩みを表すキーワードを設定するなら、すでに興味や関心を持っているユーザーに広告を表示することができます。
ECサイトの商品に興味を持ちやすい顕在顧客に表示することができるため、実際にユーザーがネットショップを訪問した際、販売にもつながりやすい広告です。
ECサイトの売上アップにも直結します。
◇ディスプレイ広告
2つめはディスプレイ広告です。
ディスプレイ広告は、Yahoo!などのトップページや検索したサイト内に表示される、画像や動画中心の広告です。
ディスプレイ広告 ECサイトで販売している商品と関連したサイトに表示したり、特定のカテゴリや興味関心を持っているユーザーを設定して表示させたりすることが可能です。
検索連動型ではないので、直接販売につなげるというよりもECサイトを知ってもらい認知をあげるのに効果的。ECサイトの商品への潜在的な興味や悩みを持つユーザーへアプロ―チをする、潜在顧客向けの広告です。
◇SNS広告
3つめはSNS広告です。SNS広告は、FacebookやInstagram、Twitterなどの SNS内に表示する広告のことを指しています。
各SNSを使用しているユーザー層が異なるため、ECサイトで販売している商品に合ったSNSに広告を出稿することでECサイトの売上げアップにつなげられます。 SNS広告 例えばFacebookのユーザーは、30代~40代のビジネスマンが多い傾向にあるため、そのようなビジネスマン向けの商品を販売するネットショップであれば、Facebookへ広告を出稿する方法が効果的でしょう。

20代の女性ユーザーが多いInstagramであれば、女性向けのファッションや美容系のネットショップがおすすめです。

またTwitterは10代のユーザーが多いため、若年層向けの商品を販売するネットショップが向いているSNSと言えます。

このようにSNS広告は、商品のターゲットに合わせて出稿するSNSを選んだり、ターゲティングを詳細に設定したりすることができるため、より狙った層にECサイトを広めることが可能です。
また他のWeb広告と比べて低コストで出稿できるため、まずSNS広告から始めてみることもできるでしょう。
Web広告にはさまざまな種類があり、種類によって目的やターゲットなどが異なります。
それぞれの特徴を活かしてWeb広告を出稿することで、ECサイトの売上アップにつなげることができるのです。
今回は、代表的な3つのWeb広告について見ていきました。
◎第3回 Web広告の賢い選び方